フー・ファイターズの最新ライヴでデイヴ・グロールがヴァン・ヘイレン「Eruption」のギターソロを演奏…実際はウルフギャングが演奏

フー・ファイターズ（Foo Fighters）の最新ライヴで、デイヴ・グロール（Dave Grohl）がヴァン・ヘイレン（Van Halen）「Eruption」のギター・ソロを演奏…しているように見えたが、実際はデイヴではなかった。ステージのスクリーンには、バックステージで父親エディ・ヴァン・ヘイレン（Eddie Van Halen）の有名な曲を演奏するウルフギャング・ヴァン・ヘイレン（Wolfgang Van Halen）の姿が写される。ウルフギャングが「Eruption」と「Hot for Teacher」の一部を演奏するというサプライズで登場しています。ファン撮影の映像あり。

フー・ファイターズは5月11日、米フロリダ州デートナ・ビーチで開催されたフェスティバル＜Welcome To Rockville 2024＞にヘッドライナーで登場。公演中盤、デイヴは観客にこう話しかけます。

「（ギター）ソロをやらないのは誰だと思う？俺だよ。俺は一度もソロをやったことがない」

そして「よし、準備はいいか？さあ、行くぞ！」とデイヴは宣言し、身をかがめてエディ・ヴァン・ヘイレンの有名なインストゥルメンタル「Eruption」を弾き始めたように見えました。演奏しているように見えましたが、デイヴは最終的に両腕を上げ、演奏しているのは自分ではないことを明かしました。そしてカメラは、バックステージに立って父親の有名な曲を演奏しているウルフギャングに切り替わりました。

デイヴは「おい、冷静になれと言っただろう。ウルフィ、今何してるんだ？」とジョークを飛ばし、そして「みんな、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンに拍手を」と言っています。

その後、ウルフギャングは、フー・ファイターズのドラマー、ジョシュ・フリーズと共に「Hot For Teacher」の一部を演奏しました。

デイヴは最後に「ヴァン・ヘイレンの曲なんて（それをやり出したら止まらないから）やめてくれ」「俺たちは一晩中、演奏しちゃうよ」と言い、その後、フー・ファイターズは自分たちの曲に戻り、「My Hero」をウルフギャングとエディに捧げています。