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リンダ・トンプソン 11年ぶりの新ソロ作からルーファス・ウェインライトが歌唱を担当した楽曲公開 ジャケはロキシー・ミュージックのパロディ

2024/05/07 17:33掲載
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Linda Thompson / Proxy Music
Linda Thompson / Proxy Music
リチャード・トンプソンとのコラボレーションでも知られる、ブリティッシュ・フォーク/トラッド界を代表する女性ヴォーカリストのひとり、リンダ・トンプソン(Linda Thompson)。11年ぶりの新ソロ・アルバム『Proxy Music』から、ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)が歌唱を担当した「Darling This Will Never Do」が公開されています。



アルバムは海外で6月21日発売。リリース元はStorySound Records。

ソロ名義のスタジオ・アルバムのリリースは2013年の『Won't Be Long Now』以来。

リンダは、痙攣性発声障害という稀な病気を患っています。これは声帯をコントロールする喉頭の筋肉が不随意に収縮することで、声の異常が生じる病気です。

1980年初頭から断続的に影響を受けてきましたが、今回のアルバムでは、アルバム・タイトルに“Proxy=代理人”があるように、トンプソン自身は歌うことができず、代わりにさまざまなゲスト・ヴォーカルを迎えています。参加しているのは、ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)マーサ・ウェインライト(Martha Wainwright)ザ・プロクレイマーズ(The Proclaimers)ジョン・グラント(John Grant)など。トンプソン家からテディ・トンプソン(Teddy Thompson)キャミ・トンプソン(Kami Thompson)も参加しています。

『Proxy Music』のアルバム・カヴァーは、ロキシー・ミュージック(Roxy Music)の1stアルバム『Roxy Music』のパロディとなっています。

以下は以前に公開された音源

「The Solitary Traveller」(ジェイムズ・ウォルボーンと共作、キャミ・トンプソンが歌唱)
■『Proxy Music』

1. Solitary Traveller / Kami Thompson
2. Or Nothing at All / Martha Wainwright
3. Bonnie Lass / The Proclaimers
4. Darling This Will Never Do / Rufus Wainwright
5. I Used to Be So Pretty / Ren Harvieu
6. John Grant / John Grant
7. Mudlark / The Rails
8. Shores of America / Dori Freeman
9. That’s the Way the Polka Goes / Eliza Carthy
10. Three Shaky Ships / The Unthanks
11. Those Damn Roches / Teddy Thompson