Kerry King - Photo by Andrew Stuart
スレイヤー(Slayer)の
ケリー・キング(Kerry King)は
オフスプリング(The Offspring)が大好き。でも90年代は「彼らがパンクと呼ばれることに腹を立てていた」そうで、好きではなかったという。キングは英Metal Hammerの新しいインタビューの中で、パンクやスラッシュ・メタルは進化するのかの自論を含めて語っています。
「オフスプリングが大好きで、彼らと一緒にフェスティバルに出演するのが待ちきれないよ。デクスター(ホーランド)の歌声は素晴らしいから、ステージの横で彼らを見るんだ。楽しみだ」
キングはオフスプリングのことが好きではなかった時代もあったという。メディアの影響が彼の判断に影響を与えていました。
「彼らがパンクと呼ばれることに腹を立てていたんだ!
パンクは進化しない。本当だよ!オフスプリングやグリーン・デイなどをパンクだと言おうとした人たちがいたが、彼らをディスるつもりもないけど、彼らはパンクじゃない。彼らは自分たちのジャンルを始めたようなもので、いわゆる“ポップ・パンク”なんだ。そういうバンドがパンクと呼ばれていた90年代は、俺は彼らを好きになれなかったんだ」
キングはスラッシュ・メタルの進化についても話しています。
「俺はスラッシュをもっと好きになるような影響を人々に与えたと思っている。
スラッシュが進化するかどうかはわからない。そんなことができるのなら、とっくにやっているはずだろう? パンクはパンクだし、だから俺たちはパンクが好きなんだ。AC/DCがAC/DCであるのは、俺たちがAC/DCを好きだからだ。だから彼らは世界中のどの会場でも完売することができる。スラッシュはクラシックなものなんだ!スラッシュの中で、やるべきなのにやられていないことは何だろう?それが問題なんだ!」
キングはまた、新しいプロジェクトのためにスタイルを広げることを考えたことがあるかと尋ねられて、こう話しています。
「そうでもない。前にも言ったように、AC/DCはAC/DCだから愛されているし、俺のファンは俺がやっていることが好きだし、俺も俺がやっていることが好きなんだ。将来的なプロジェクトについて、俺が意識していることは何もない。だからといって、やらないという意味ではないよ」