Nirvana / Smells Like Teen Spirit
史上最もあからさまな
ニルヴァーナ(Nirvana)「Smells Like Teen Spirit」のパクリ?が再び話題に。プロレスラーのダイヤモンド・ダラス・ペイジがプロレス団体WCW時代に使用していた入場曲「Self High-Five」で、そっくりに作られています。
スーサイド・サイレンスのギタリストであるクリス・ガルザがホストを務めるポッドキャストの最近エピソードで紹介されています。
ガルザはゲストに「WCWのテーマ曲を聴いたことはあるかい? 最悪だよ」と話すと、ゲストのオセアノ(Oceano)のメンバーであるアダム・ウォーレンとスコット・スミスはその曲を知らないと言ったため、番組の中でその曲を流します。
曲を少し再生した後、ガルザは「どうして合法なんだ?」と質問をするとスミスは「リフを変えたからじゃないかな、だから著作権侵害で訴えられることはない」と答えた後、有名な例を挙げました。「(ヴァニラ・アイスの)“Ice Ice Baby”と同じだよ。彼は同じことをしたが、音を一つ変えたので訴えられなかった」
スミスが言っているのは、ラッパーのヴァニラ・アイスが、クイーンとデヴィッド・ボウイのコラボレーション曲「Under Pressure」のリフの一部を無許可で自身の楽曲「Ice Ice Baby」に使ったというものです。スミスは1音を変えたので問題なかったと言っていますが、最終的にはヴァニラ・アイスは権利者から訴えられて敗訴しています。
ダイヤモンド・ダラス・ペイジ本人によると「Self High-Five」は彼とジミー・ハートのコラボレーションだったという。ニルヴァーナはこれまでに「Self High Five」の制作者に対して法的措置を取っていないようです。
●「Self High-Five」
●ポッドキャスト