HOME > ニュース >

ジョン・レノンの息子ショーン、ポール・マッカートニーの息子ジェイムズとの共作曲/他のビートルズの子供たちとのコラボの可能性について語る

2024/05/05 21:04掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
James McCartney and Sean Ono Lennon
James McCartney and Sean Ono Lennon
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の息子ジェイムズ・マッカートニー(James McCartney)ジョン・レノン(John Lennon)の息子ショーン・レノン(Sean Ono Lennon)は4月に共作曲「Primrose Hill」をリリースしました。ショーンは英BBC Radioの新しいインタビューの中で、この共作曲の経緯について語っています。また他のビートルズの子供たちとのコラボレーションの可能性についても語っています。

「僕にとって本当に特別なことだったよ。実は(レコーディングしたのは)かなり前のことだから、この曲が世に出るかどうかはわからなかったんだ。あの曲を作ってから、彼は別の曲を作っていた。だから、彼から“ Primrose Hillを出してもいい?”とメールが来たときはとても驚いたよ。僕は“そろそろ出してほしいと思っていたんだ!”という感じだった。だから、興奮したよ。彼が忘れてしまったのかと思っていたんだ。

(レコーディングは)ごく自然にそうなったんだ。コメント欄だけを見ている人も多くかと思うけど(これは避けるべきことだと思うが)、僕たちが何かを始めようとしているとか、ビートルズ・ファンのために何かをしようとしているとか思っている人がいるみたいなんだ。

でも実際は、ごく自然にそうなったんだ。ロンドンの彼のアパートに行ったとき、彼は片思いしている女の子のことを話してくれて、そのことについての曲を書くのを僕に手伝ってほしいという感じだったんだ。それで僕がしたことは“最初のデートはどこに行ったの?”と言ったら、彼は“プリムローズ・ヒル(※ロンドンのカムデン区にある標高78メートルの小高い丘と周辺地域の名称)にピクニックに行って、プリムローズ・ヒルに座った”と言ったので“プリムローズ・ヒルに座った”と書き留めて“次に何をしたの?”と言って、彼の思い出話や心境を口述筆記しただけなんだ。本当にそれだけ。大したことはしていない。彼のアイデアをまとめるのをただ手伝っただけなんだ」

ショーンは、他のビートルズの子供たちとのコラボレーションの可能性についても聞かれています。

「それは、おそらく僕らが対処できる以上の、はるかに多くの計画が必要なような気がする。でも、僕たちはみんなお互いのことが好きだし、みんな友達だし、彼らのやっていることを応援しているよ。僕はザック(スターキー/リンゴ・スターの息子)の新しいバンド、マントラ・オブ・ザ・コスモスが大好きなんだ。本当にかっこいいよね。これまでに聴いた限りでは、本当にクールだよ。

ジェイムズは、彼は生まれながらにして、この魔法のような声を持っている。彼には信じられないほどの才能があるんだ。ピッチも表現力も素晴らしく、生まれつきの才能と言ってもいい。ギターの才能も持って生まれてきた。

ダニー(ハリスン/ジョージ・ハリスンの息子)と僕はとても仲がいいよ。ビートルズを通して間接的に一緒に仕事をしてきたからね。僕は彼の最近のアルバムやモンゴルのバンドと一緒にやったアルバムが大好きなんだ。

でも、そうだね、僕らが何かやる可能性は低いと思う。僕らがそんなことをやる唯一の理由はビートルズだからだけど、それはちょっとやりすぎだよ。ちょっと変だと思う。でも、好きな人と一緒にやることには反対しない。僕はとてもオープンなんだ。 僕はたくさんの人と一緒にたくさんの曲を書いているし、たくさんのレコードをプロデュースしているから、ジェイムズが曲作りを手伝ってほしいと言ったとき、僕はそれを断るつもりはなかった。 自然なことだと思ったし、基本的に僕は、自然な親近感を感じる人たちと一緒に仕事をすることにオープンだからね。でも、期待や他の考えがあった場合はやるつもりはない。それが理にかなっているならね」