ホール＆オーツ解散　ジョン・オーツに続きダリル・ホールも正式に終わったことを認める

ホール＆オーツ（Hall and Oates）解散。ダリル・ホール（Daryl Hall）は米Varietyの新しいインタビューの中で、ホール＆オーツが正式に終わったことを認めています。ジョン・オーツ（John Oates）も4月にインタビューの中で、ホール＆オーツはもう終わったと語っていました。

この問題は、2023年、オーツが2人のジョイントベンチャー、ホール・オーツ・エンタープライズの株の半分をプライマリー・ウェーブ社に売却しようとしたことに端を発しています。このジョイントベンチャーは、ホール＆オーツの商標、個人の氏名・肖像権、レコード・ロイヤリティ収入、ウェブサイト、ソーシャルメディアの資産を管理しています。11月には、ホールはオーツが株の売却するのは2人の事業契約の条件に違反するとして訴訟を起こしました。

ホールは新しいインタビューの中でこう話しています。

「不意打ちを食らった。僕には理解できない。僕が言えるのは、人は変わるものだし、その人のことを本当に知らないこともあるということだよ。困難は、困難ではないものから生まれ、取り返しのつかないところまで行ってしまう。残念なことだし、時を誤ったものだけど、変わるものもある。人は歴史を塗り替え、あなたが考えもしなかったような考えを抱くものだ」

ホールはインタビュアーから「グループを見ることはもうないのか」と聞かれ、「その通りだ」と答え、こう続けています。

「少なくとも25年間、ジョンとはクリエイティブな関係ではなかった。一緒に曲を書くこともなかったし、ライヴをする以外、一緒に何かをすることもなかった。僕たちは、ホール＆オーツのステージでは自分のソロ曲を演奏することはできないという取り決めをしていたんだ」