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スコーピオンズ初来日公演のライヴ盤はオーバーダビングなしの“100%ライヴ”なのか? ウリ・ジョン・ロートが真相語る
2024/05/02 12:48掲載
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Scorpions / Tokyo Tapes
スコーピオンズ(Scorpions)
が1978年に行った初来日公演の模様を収録したライヴ・アルバム『蠍団爆発!! スコーピオンズ・ライヴ(原題:Tokyo Tapes)』。この時代のライヴ・アルバムの多くが、かなりオーバーダビングされていますが、このアルバムは“100%ライヴ”なのでしょうか? 当時のメンバーであるギタリストの
ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)
がポッドキャスト『MIKE NELSON SHOW』のインタビューの中で真相を話しています。
ウリは『Tokyo Tapes』は100%ライヴなのかと質問され、こう答えています。
「そうだよ、覚えている限りではね。ギターのオーバーダブは一切していない。すべて100%だ。僕はアルバムのミックスには立ち会ってないから、修正された部分があったかどうかはわからないけどね」
とはいえ、ウリはレコーディング後にスタジオで「補強」された部分があったことは認めています。しかし、それは音楽的なものではありませんでした。
「観客の拍手は、観客を録音するのを忘れていたので、補強されたのは知っている。日本の観客はいつも静かでじっとしているから、もう少し必要だと思ったんだと思う。だから、『Frampton Comes Alive』の観客のノイズをループとして取り込んだんだ。それが僕の記憶だよ!
『Tokyo Tapes』で唯一本物じゃないのはそれだけだと思う。僕たちは本当に素晴らしい観客の前で演奏した。彼らは手拍子をしてくれたけど、それはちゃんと録音されていなかった。そうなっていたら、あのアルバムはちょっと奇妙に聴こえただろうね」
■『Tokyo Tapes』
■『MIKE NELSON SHOW』
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