Timothée Chalamet and Elle Fanning recreated the album cover for The Freewheelin' Bob Dylan for the upcoming Bob Dylan biopic, A Complete Unknown. Photo credit: Jose Perez/Bauer-Griffin/GC Images
ボブ・ディラン(Bob Dylan)を題材にしたディラン公認の映画『A Complete Unknown』。ディランを演じるティモシー・シャラメと、恋人シルヴィ・ルッソ役エル・ファニングが同映画のために、ディランのアルバム『The Freewheelin' Bob Dylan』のジャケット・カヴァーを再現。撮影現場で撮られた写真をサイトdeadlineなどが紹介しています。
『The Freewheelin' Bob Dylan』のカヴァーでは、ディランは凍えるような寒さの中、薄いジャケットのみを羽織って当時のガールフレンドだったスーズ・ロトロと共に真冬のニューヨークを歩いています。
Photo credit: Jose Perez/Bauer-Griffin/GC Images
監督のジェームズ・マンゴールドは本作を「ボブ・ディランの伝記映画ではない」と述べ、1960年代のニューヨークのフォーク・シーンにおける「ある特定の瞬間」を描いた映画だと語っています。監督によると、ディランは脚本に注釈を加えたり、監督と何度もミーティングをしたりと、この映画をサポートしています。
ディランがミネソタからニューヨークに移り住んだ後、1960年代にニューヨークのフォークミュージックシーンで頭角を現すまでを描く本作。監督は映画のあらすじについて、こう話しています。
「60年代初頭のニューヨークで、ポケットに16ドルしか入っていない17歳の少年が、神経疾患で入院中のウディ・ガスリーに会うためにヒッチハイクをしてニューヨークへ向かうという物語。彼はウディのために書いた曲を歌い、ウディにとって息子のような存在であるピート・シーガーと親しくなり、ピートは彼に地元のクラブでのギグをセッティングし、そこでジョーン・バエズやこの世界の一員である他のすべての人々と出会う」
他の出演者は、シルヴィ・ルッソ役のエル・ファニング、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、アラン・ローマックス役のニック・オファーマン、ジョニー・キャッシュ役のボイド・ホルブルック、ピート・シーガー役のエドワード・ノートンなど。
『A Complete Unknown』の公開日はまだ決定していません。