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サミー・ヘイガー ハリウッドの殿堂入り

2024/05/01 14:05掲載
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Sammy Hagar honored with a star on the Hollywood Walk of Fame
Sammy Hagar honored with a star on the Hollywood Walk of Fame
サミー・ヘイガー(Sammy Hagar)がハリウッドの殿堂入り。米国時間4月30日、彼の名を刻んだ星形のプレートが米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド大通り沿いの歩道、通称「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)」に埋め込まれました。式典には友人のジョン・メイヤー(John Mayer)やヘイガーの長年のマネージャーであるトム・コンソロがスピーチを行っています。映像あり。

以下はメイヤーのスピーチより

「見ての通り、僕はヴァン・ヘイレンのファンなんだ。でも、それ以上にサミー・ヘイガーのファンなんだよ」

メイヤーは2人が最初に出会った経緯を語っています。それは2015年にグレイトフル・デッドから派生したデッド&カンパニーに参加した直後でした。

「サミーのスタジオはボブ・ウェアのところから通りを下ったところにあった。彼とボブはすでに親友だった。サミーはリハーサルを見に来てくれた。休憩中に僕がピアノの前に座って、(ヴァン・ヘイレンの)アルバム『5150』から“Dreams”を弾き始めたら、サミーが僕の隣に座って一緒に歌い始めたんだ。僕たちが会うのはそれが初めてだった。それは僕の人生で最も忘れがたい瞬間のひとつだった。そこから僕たちは友人として走り出したんだよ。

サミーは、すでに確立された伝説的なロック・バンドに加わることに神経質になっていた僕の気持ちを理解してくれて、信じられないほど僕をサポートしてくれた。観客が受け入れる準備ができていないポジションに足を踏み入れるのは簡単なことではない。サミーはそのことを知っていて、すぐに打ち解けられる友情と優しさで、僕に大きな安らぎを与えてくれたんだ。

サミーは、自分自身ですでに大成功を収めていたアーティストだった。ヴァン・ヘイレンのフロントマンに誘われたとき、彼はヒット曲を作り続けるために他のバンドに加入する必要はなかった。彼がその誘いに乗ったのは、彼が何かをするのと同じ理由、つまり楽しそうだったからだと思う。サミーは楽しむことを原動力にしているんだ。サミーは、僕たちが自分のやり方を捨てて、この惑星に生きているという事実をただ楽しむことができるのであれば、僕たちが夢見るような楽しみ方をしている」


Sammy Hagar and John Mayer onstage at the Walk of Fame Star Ceremony on April 30, 2024 in Hollywood. KEVIN WINTER/GETTY

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