Moon Unit Zappa / Earth to Moon
フランク・ザッパ(Frank Zappa)の娘であるムーン・ユニット・ザッパは「唯一無二のアイコンの娘」として育った経験について「驚くほどフランク」に書いたという回顧録『Earth to Moon: A Memoir』を海外で8月22日発売。出版元はWhite Rabbit。
本書について彼女は、自分がこれまでにした中で「最も困難で野心的なこと」だと述べています。
『Earth to Moon: A Memoir』は「自尊心、過去の亡霊、そして世界に足跡を残す過程で、故郷で長女に傷を負わせた母親と父親の清算」と説明されています。
ムーンはこの回顧録の広告文に中でこう問いかけています。
「ほとんどの時間を裸で過ごし、性的や婚外恋愛について議論したり、社会不適合者で巨匠となるのを放棄した自由奔放な状態で白魔術を実践したりする家族で育つと、どのような結果になるのでしょうか?」
「この本を書いていて驚いたのは、自分の人生における悪役や自分自身への共感であり、誤った理解や時代遅れの信念の破滅的な暴露と解体でした。この回顧録はロックンロールの旅であり、無類のアイコンの娘として育った私を壊し、打ち砕いた多くのことを検証するものです」
出版社のリー・ブラックストーンは、この本について、こう話しています。
「キャニオンでヒッピーとグルーピーに囲まれて育った混沌とした人生の肖像を描いています。『Earth to Moon: A Memoir』は、名声と創作活動の絶頂期にあったザッパの娘としての生活と、世界で最も奇妙な名前を持つ有名人の子供として育つことの困難を率直に語っています」
ムーンは多くの映画やテレビ番組に出演しています。14歳の時には、父親の「Valley Girl」にも参加しています。