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ピンク・フロイドやボン・ジョヴィのホログラム/アバター公演の可能性は? デヴィッド・ギルモアとジョン・ボン・ジョヴィは否定せず

2024/04/29 20:30掲載
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David Gilmour (Image: Matthew Eisman / Getty) / Jon Bon Jovi (Image: Monica Schipper, Getty Images)
David Gilmour (Image: Matthew Eisman / Getty) / Jon Bon Jovi (Image: Monica Schipper, Getty Images)
ピンク・フロイド(Pink Floyd)ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)のホログラムおよびアバター・コンサートの可能性はあるのか? デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)はそれぞれの最近のインタビューの中で、その可能性を否定していません。

デヴィッドは英Uncut誌の新刊の中で、妻と共に観に招待されたABBAのアバター・コンサート『ABBA Voyage』を観た感想を話しています。

「熱心なABBAファンだったら楽しめるかもしれないね。映像はまあまあだと思ったが、それが本物だと納得させることはできなかった。最前列のようなところにいて、すべてが本物だと思えるのであるならば、それはおそらく素晴らしいだろう。僕にとって(の『ABBA Voyage』の)最高の瞬間は、ライヴバンドが自分たちだけで1曲(Does Your Mother Know)を演奏したときだった」

デヴィッドは続けて、フロイドのアバター・コンサートの可能性についてにこう話しています。

「もし誰かが、すべてのお金とすべての素晴らしいアイデアを持ってきて、そして僕らが非常に困難で過酷な複数の条件に同意したとしたら、僕は“うん、いいよ”と言うだろうね」

一方、ジョンはUltimate Classic Rockのインタビューの中で、ボン・ジョヴィのホログラムおよびアバター・コンサートの可能性について尋ねられ、こう答えています。

「まだ反対はしていないつもりだよ。(僕が求める)技術があるかどうかは分からないけどね。僕たちの映像が、人々が楽しむためにそこにあるという考え方は嫌いではない。それがばかげたことだとは思わないし、それが嫌だとはまったく思わないよ」

ボン・ジョヴィのホログラムおよびアバター・コンサートの実現の有無に関わらず、ジョンは、自分のバンドの音楽が、彼がパフォーマンスを終えた後も長く続くと確信しているとも話しています。

「僕らの曲は生き続けるし、人々はカラオケでいつも歌うだろう。バーでも歌われるだろうし、ラジオで流れれば大声で歌われるだろうね」