AC/DCのブライアン・ジョンソンとダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーは、いつから一緒に番組をやるほどの友人だったのか？2人が語る

AC/DCのブライアン・ジョンソン（Brian Johnson）とダイアー・ストレイツ（Dire Straits）のマーク・ノップラー（Mark Knopfler）が、影響力のある6人の著名なミュージシャンに会う様子を追った6部構成のTVドキュメンタリー・シリーズ『Johnson and Knopfler’s Music Legends』が英国で4月25日より放送されます。そもそも2人はいつから一緒に番組をやるほどの友人だったのか？　英ローリングストーン誌の新しいインタビューの中で話しています。

マーク：
「僕たちは二人とも（ドイツの）デュッセルドルフで演奏していたんだけど、（ イングランドの北東端）ノーサンバーランド出身の僕の友達がたまたまホテルに一緒にいて“ブライアン・ジョンソンがバーにいるよ！”って教えてくれたんだ。僕はそのまま行って挨拶した。8年ほど前のことだけど、まるで僕たちは20年、30年来の友人のようだった。そう、すぐに仲良くなったんだ」

ブライアン：
「何について話しているかは関係ない。ビート・グループでもアレサ・フランクリンでもオーティス・レディングでも何でもいいんだ。俺たちは2人とも音楽ファンだから、ただそれだけでいいし、2人ともクラシックカーが大好きだからね。今はもうやっていないけど、2人ともあちこちでレースをやっていた！そんなに意外には見えないよ」

Ｑ：この番組はその友情の自然な延長のようなものですか？

ブライアン：
「俺はすでに『A Life On The Road』という番組をやっていて、マークは俺の希望のゲストの1人だったんだ」

マーク：
「マネージャーも同意してくれて、1年かけて撮影した。あちこちを旅して、いろんな人に会わなければならなかったから、ちょっと無理かもしれないとも思ったけど、それを乗り越えて、制作チームは本当によくやってくれたよ」

Ｑ：番組のために世界中を飛び回っていますが、AC/DCやダイアー・ストレイツの曲が流れているのを聴いたことがある世界で一番奇妙な場所はどこですか?

ブライアン：
「数年前、AC/DCを聴くと外科医の手術が速くなるという研究結果が発表されたときは衝撃を受けたよ。集中力も高まるらしいんだ！」（詳しくはこちら）

マーク：
「友人がネパールのタクシーでダイアー・ストレイツを聴いたと言っていた。友人が運転手に聞いたら“このシンガー！　度胸があるよな！”と言ったそうです。音楽はさまざまに解釈されるものだし、見知らぬ場所や奇妙な状況から世界中の人がフィードバックしてくれるのは素晴らしいことだよ。人々の心に響くものだよね」