バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)は6年ぶりとなるオリジナル新曲「Love Will Survive」をリリース。YouTubeほかで聴けます。
以下インフォメーションより
世界的なミュージック・アイコン、バーブラ・ストライサンドが、スカイ/ピーコックの映像作品『アウシュヴィッツのタトゥー係』のために録音した楽曲を最新シングルとしてリリース!
シンガー、ソングライター、女優、作家、ディレクターとして、これまでにエミー、グラミー、オスカー、トニー・アウォードなど数多くの賞を授与されてきたバーブラ・ストライサンドが、『アウシュヴィッツのタトゥー係』のエンド・タイトルとして使われる「ラヴ・ウィル・サーヴァイヴ」を、最新シングルとしてリリースした。
「ラヴ・ウィル・サーヴァイヴ」はバーブラ・ストライサンドにとって初のテレビ・シリーズのための歌で、同シリーズの世界公開(5月2日)に先がけてリリースされた。
「ラヴ・ウィル・サーヴァイヴ」は、オスカーを2度獲得しているハンス・ズィマーを中心に、エミー賞の候補ともなったカラ・タルヴ、作曲家集団ブリーディング・フィンガーズ・ミュージック、グラミーを獲得しているウォルター・アファナシエフとのコラボレーションで作曲されている。作詞を任されたのは、グラミーとゴールデン・グローブにノミネートされたこともあるチャーリー・ミッドナイト。
6話構成で展開されるシリーズ『アウシュヴィッツのタトゥー係』の主な出演者は、ハーヴェイ・カイテル、メラニー・リンスキー、ジョナ・ハウアー=キング、アンナ・プロフニアク、ヨナス・ナイ。ハンス・ズィマーとカラ・タルヴは、そのオリジナル・スコアも手がけている。
60年以上のキャリアを通じて、さまざまな賞を獲得し、自ら作曲した「スター誕生の愛のテーマ」や「追憶」「ウーマン・イン・ラヴ」など数多くの楽曲を世界規模でヒットさせてきたバーブラ・ストライサンドは、この最新レコーディングで、世界屈指のオーケストラ、ロンドン・シンフォニー・オーケストラとの共演を実現させている。指揮は、ウィリアム・ロス。プロデュースを手がけたのは、複数のグラミー受賞歴を持つウォルター・アファナシエフとピーター・アッシャー。バーブラ・ストライザンドは、ジェイ・ランダース、ラッセル・エマニュエルとともに、エグセクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされている。
バーブラ・ストライサンドはこう語っている。「今あらためて、世界各地で反ユダヤ主義がたかまりをみせるなか、私は、このシリーズのために「ラヴ・ウィル・サーヴァイヴ」を歌うことによって、80年近く前、600万以上の尊い命が奪われたのだということを、もう一度皆さんに思い出していただきたいと思います。そして、最悪の暗い時代にも、人々は愛の力で苦難に耐え、打ち勝つことができるのだ、ということを」
『アウシュヴィッツのタトゥー係』は、ラリ(ハウアー=キング)という一人の男性の物語だ。スロヴァキア系ユダヤ人の彼は、1942年、あのホロコーストの時代に100万人以上の人々が命を落としたというアウシュヴィッツ=強制収容所に送り込まれていた。
アウシュヴィッツに着くとすぐ、彼はそこで、タトゥーイスト(刺青師)に指名された。その仕事は、収容者仲間たちの腕に識別番号を彫り込むこと。ある日ラリは、ギタ(プロフニアク)と出会う。彼女の腕に囚人識別番号を彫り込むよう命じられたことがきっかけだったが、やがてそれが、互いを愛する気持ちへと発展していく。そのようにして、勇敢な、いつまでも忘れられることのない物語がはじまった。ナチ親衛隊の気まぐれな士官、ステファン・バレツキー(ヨナス・ナイ)らの監視・警備が休みなくつづけられるなか、ラリとギタはなんとか二人で生き延びようと誓ったのだった。
それから60年もの時が流れ、すでに80代の老人となっていたラリは、意欲的なライター、ヘザー・モリス(リンスキー)と出会う。そして、しばらく前に伴侶を失っていた彼は、勇気を出して、世界に向けて彼の物語を届けようと、決意することとなるのだ。自らの過去をしっかりと見つめながら、ヘザーに語りかける日々がつづいていく。そのなかで彼は、彼自身の青春の悲劇的な物語と向きあい、暗黒の地で深い愛に落ちた思い出を蘇らせるのだった。
シンクロニシティ・フィルムのエグゼクティヴ・プロデューサー、クレア・マンデルは、こう語っている。「バーブラ・ストライサンドは、世界でもっとも著名なアーティストの一人。そんな女性とともに仕事ができたこと、心から誇りに感じています。バーブラと彼女のチームは、このシリーズのためにハンス・ズィマーとカラ・タルヴが書いたメイン・テーマをもとに、とても美しい曲を紡ぎだしてくれましたが、それはまさに“ラヴ・ウィル・サーヴァイヴ”という大切なメッセージを集約させたものなのです。バーブラの素晴らしいヴォーカルと、ウィリアム・ロス指揮のロンドン・シンフォニック・オーケストラの演奏が録音されたのは、アビーロード・スタジオ。そこに立ちあえたことは、私にとって、一生忘れることができない思い出となるでしょう。美しい音楽とともに、このような形でラリとギタの物語を皆さんにお届けすることを光栄に思います」
『アウシュヴィッツのタトゥー係』のディレクターは、タリ・シャロム=イーザー。エグゼクティヴ・プロデューサーは、シンクロニシティ・フィルムのクレア・マンデル。制作には、スカイ・スタジオとオール3メディア・インターナショナルが全面協力していて、同シリーズはスカイ/ピーコックの共同プロジェクトとして届けられる。また、エグゼクティヴ・プロデューサーも務めるジャクリン・ペルスケがリード・ライターとして『アウシュヴィッツのタトゥー係』の脚本を担当し、各エピソードにエヴァン・プレイシー(アソシエイト・プロデューサー)、ギャビー・アッシャーらの作家が協力している。スカイ・スタジオ側からエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加したのは、セレナ・トンプソン。
シリーズ『アウシュヴィッツのタトゥー係』は、UK、アイルランド、イタリア、ドイツ、オーストリア、スイスでは、5月2日からスカイ・アトランティックと NOW(スリーミング・サーヴィス)で公開され、アメリカではピーコック、オーストラリアではスタンが配信を行なう。日本での公開は未定だ。