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ニール・フィン、フリートウッド・マック加入の経緯を語る 「打診にびっくりした」 オーディションを受けたとも明かす

2024/04/23 20:26掲載
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Fleetwood Mac
Fleetwood Mac
フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)は2018年、クラウデッド・ハウス(Crowded House)ニール・フィン(Neil Finn)リンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham)の後任としてバンドに加入することを発表しました。多くの人が驚いたサプライズでしたが、フィン本人も加入の打診に驚いたという。加入の経緯を英MOJO誌で振り返っています。

Q:フリートウッド・マックへの加入は驚きでしたか?

「びっくりしたよ。僕は60歳で、それまでも素晴らしく多様な音楽人生を送ってきたんだけど、ミックから電話がかかってきて、“リンジーが抜けたから一緒にやらないか?”と言われたんだ。僕は(フィンの息子)リアムと(2018年のアルバム)『Lightsleeper』を作ったばかりだったから、彼は僕がやらないかもしれないと思っていたけど、“やってみてよ”と言われたのでオーディションを受けたんだ」

Q:え?ニール・フィンがオーディション?

「僕が受けた唯一のオーディションだよ。ハワイに行って、ミックが1時間かけてオーディションじゃないって言っていたけど、オーディションだったよ。そう、オーディションを受けたんだ。それが正しいことなのか確信が持てず、かなり葛藤したけれど、僕はみんなことが好きだったし、歓迎もされたよ」

Q:リンジーと連絡を取ったことはありますか?

「いや、でもぜひ彼と食事をしたい。悪い感情はたくさんあるだろうけど、僕に対する悪い感情はないと思うし、彼は僕が作った音楽を以前から評価していたと思う。願わくば、大きな失望を乗り越えた後、“少なくとも、何かを持っている人が僕の曲を歌ってくれている”と思ってくれていたらいいんだけど」

Q:最近のフリートウッド・マックは誰が運営しているのですか?

「今は存在しない。僕がいた時はミックが旗を振っていた。彼はいつもそうだったし、心の拠り所なんだ。スティーヴィー(ニックス)はいろんな意味でリーダーなんだ。スティーヴィーはスティーヴィーのやりたいようにやりたいし、そうあるべきだと思っている。彼女はリンジーと一緒にバンドをやるのは耐えられなかったけど、それでもリンジーと同じようなやり方でやりたいと思っていた。(ハートブレイカーズのギタリストで、同じタイミングでフリートウッド・マックに加入した)マイク・キャンベルにとっては、かなり難しいことだったと思う。彼女は、僕と彼女の間のサウンドにとても満足していたけれど、マイクにはもっとリンジーのようになれとプレッシャーをかけていた。マイクのソロが続くと、スティーヴィーがタンバリンを弾き疲れてしまうこともあった。彼女は“リンジーは12小節しかやらないのに!”と言っていたよ」