2022年に声帯の手術を受けた、
ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)。ステージ復帰の見通しはまだ立っておらず、「現時点では神に委ねられている」と話しています。英Classic Rock誌は、ジョンに「もし最悪の事態になって、観客の前で最後に歌えるのが1曲だけだとしたら、何を披露しますか?」と尋ね、ジョンはこう答えています。
「なんてこった、1曲だけ?(笑)それは困ったな......。最初に思い浮かんだのは“These Days”かな。誰も思いつかないだろうけど、でもね、“(同曲の歌詞の一部)These days, the stars seem out of reach/These days, there ain't a ladder on the streets/These days are fast, nothing lasts in this graceless age/There ain't nobody left but us these days(訳:この頃、星は手の届かないところにあるようだ/この頃、通りには梯子もない/この頃はめまぐるしく時は過ぎ、この優雅さに欠ける時代には何も続かない/最近、僕たち以外には誰も残っていないんだ)”という歌詞が、今この瞬間に僕がいる場所を表現していると思うんだよ」
ジョンはこう続けます
「次の章がどこに行くのかわからないけど、神よ、僕を満たして、もう一度やらせてほしい。(ライヴをやれるかのは)まだifだけど、そのifは日に日に小さくなり、遠ざかっている。本当に(この世界は)ある日は世界の頂点に立っていても、次の日には転んでまた鼻を擦りむいたりするんだ。声帯は親指の爪ほどの大きさ。それほどの大きさのものを健康に戻そうと懸命に努力している。僕は楽観的だけど、誰にもわからないよ」