リンゴ・スター(Ringo Starr)は、レコード・ストア・デイにあわせ、「レコード・コレクターであること」「お気に入りのレコード店」「好みのフォーマット」「EPフォーマットの魅力」を語っています。
米Goldmine Magazine誌は特別号「オフィシャルRecord Store Day 2024号」を作り、レコード・ストア・デイに参加する米国のレコード店で無料配布しています。リンゴのインタビューも掲載されており、その抜粋が同誌のサイトで公開されています。
■レコード・コレクターであることについて
「レコードを集め始めたのは、50年代にレコードがあったから。ライトニン・ホプキンスとハンク・ウィリアムスを見つけて、それは今でもお気に入りのレコードだよ。年月が経ち、たくさんのレコードを集めた。家を引っ越したとき、そのコレクションを子供たちにあげようと思った。でも、コレクションを整理していくうちに“これもそれも残しておきたい”と思うようになり、残すことにしたものがたくさんあったので、結局、全部取っておくことにしたんだよ!」
■お気に入りのレコード店について
「昔はタワーレコードが大好きだったけど、今はアメーバが大好き。アメーバではレコードを買っただけでなく、今まで見た中で最高のライヴの一つを観れたんだよ。ポール・マッカートニーが店内で演奏していたんだ」
■好みのフォーマットについて
「僕はレコード派。CDを聴くには何年もかかった。僕にはシャープすぎた。今は大丈夫だけど、最初は移行するのが大変だった。
子供たちがカセットを聴いていたから、一緒に盛り上がろうとしたんだけど、でも、今はもうカセットテープを聴いていないと言われたので、この新作(『Crooked Boy』)はカセットテープではリリースされないよ」
■EPフォーマットの魅力
「EPは大好きだよ。60年代の最初の頃から好きだったし、今はホームスタジオで仕事をしているから、4、5曲やれば完成するのは最高だよ。これからはEPしか作らないと言っていたけれど、状況は変わるものだよ!」