ある米国人ギタリストは、葬儀屋からホームレスのために埋葬式で演奏してほしいと頼まれる。人里離れた墓地に向かう途中に道に迷った彼は1時間遅れで到着する。葬儀屋はいなかったが、ホームレスのために演奏をすると、残っていた作業員たちも彼も一緒に泣いた。帰り際、作業員は「こんなの見たことないよ。生活排水処理タンクを設置して20年になるけどさ」。ギタリストはまだ道に迷っていた…という、米国の掲示板型ソーシャルメディアのRedditの投稿が話題に。
以下、投稿より
「心温まる話...。
ギタリストとして、私は多くのライヴで演奏してきた。最近、ある葬儀屋からホームレスの埋葬式で演奏してほしいと頼まれた。彼には家族も友人もいなかったので、葬儀は人里離れた貧困者の墓地で行われることになった。私はその田舎の土地勘がなかったので、道に迷ってしまった。
ようやく1時間遅れで到着すると、葬儀屋は明らかにいなくなり、霊柩車もどこにも見当たらなかった。残っていたのは掘り手と作業員だけで、彼らは昼食を食べていた。
私は申し訳なく思い、遅刻したことを彼らに謝った。墓のそばに行って下を見ると、棺の蓋はすでに閉められていた。どうしたらいいのかわからなかったので、私は演奏を始めた。
作業員たちは弁当を置いて集まり始めた。家族も友人もいないこの男のために、私は心を込めて演奏した。このホームレスの男のために、今まで弾いたことのないような演奏をした。
私が“Amazing Grace”を演奏すると、作業員たちは泣き始めた。彼らも私も泣き、私たちも一緒に泣いた。演奏が終わると、私はギターを片付け、車へと向かった。顔は下に向けていたが、心は満たされていた。
車のドアを開けると、作業員の一人がこう言うのが聞こた。“こんなの見たことないよ。浄化槽(※生活排水処理タンク/生活排水の処理装置)を設置して20年になるけどさ”。
どうやら私はまだ道に迷っているようだ」
I'm lost...
byu/agupte infunny