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トレヴァー・ホーンは昔、キング・クリムゾンの信者でもあったのか? クリムゾン/ロバート・フリップについて語る

2024/04/16 20:59掲載
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Trevor Horn / Echoes: Ancient & Modern
Trevor Horn / Echoes: Ancient & Modern
トレヴァー・ホーン(Trevor Horn)が2023年末にリリースしたカヴァー・アルバム『Echoes: Ancient & Modern』には、キング・クリムゾン(King Crimson)ロバート・フリップ(Robert Fripp)と彼の妻トーヤが参加したフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド「Relax」のカヴァーも収録されています。

ホーンは長年のイエス・ファンですが、昔はキング・クリムゾンの信者でもあったのでしょうか? 英Prog誌のインタビューにて、キング・クリムゾンおよびフリップについて話しています。

「『In The Court Of The Crimson King』は本当に好きだったし、『Starless And Bible Black』『Red』も好きだった。どちらも買ったけど、その後、おそらく多くの人と同じように、しばらく彼らのことがわからなくなった。でも、数年前に彼らを観て、あんなに巧みに組織化されたカオスを聴いたのは初めてだったよ!

ロバート・フリップのことはとても尊敬している。彼はバンドと一緒にツアーに出ると、彼らの面倒を本当によく見ている。アーティストがミュージシャンに対してこれほど配慮してくれるのは、かなり珍しいことなんだよ」

Prog誌は「私たちは、フリップが冷酷なまでに正確に指揮を執り、ジェームス・ブラウンのプログレ版のような存在で、わずかな不手際も許さない、そんな校長先生のような存在だと想像していたのだが......」と話すと、ホーンはニヤリと笑い、「君は彼とロジャー・ウォーターズを混同している」と話しています。

アルバムはYouTubeほかで聴けます。