サクソンの創設メンバー　スティーヴ・ドーソン、児童への性的虐待で懲役5年の判決

サクソン（Saxon）の創設メンバーであるベーシストのスティーヴ・ドーソン（Steve Dobson／72歳）は、児童への性的虐待の罪で有罪となり、5年の禁錮刑を言い渡されています。

ドーソンは3月、14歳未満の児童に対する4件の強制わいせつ罪で起訴され、4月11日の裁判で判決を受けています。

虐待は被害者がまだ6歳だった1990年代初頭に行われ、繰り返し虐待したと報じられています。

この事件を担当したロバート・ヒース刑事は、Doncaster Free Pressにて声明を発表しています。

「スティーブン（スティーヴ）・ドーソンは30年前、若くて弱い立場にある被害者に対して、このような恐ろしい犯罪を犯しても罪を免れたと思っていた。

彼女は名乗り出ることで並外れた強さを示し、捜査の過程を経てドーソンは何年も刑務所で過ごすことになった。

彼の邪悪な行為が彼女の人生を通して心に残っていることは明らかであり、この判決が、彼女がトラウマとなった出来事から立ち直るための一助となることを願っています。

この事件の結果は、私たちがこれらの犯罪をどれだけ深刻に受け止めているかを示しています。

もしあなたが何らかの犯罪に遭われたのであれば、それがどんなに昔のことであっても、私たちに名乗り出て通報してください。私たちは耳を傾け、調査し、加害者を法廷に立たせるためにここにいます」

ドーソンはサクソンの創設メンバーであり、それ以前はギタリストのグラハム・オリヴァーとともにSOBで活動していた。1995年にオリヴァーがサクソンを脱退した後、彼とドーソンはオリヴァー/ドーソン サクソンとして再結成し、ドーソンが2021年に演奏活動を引退するまで一緒に演奏していました。