Kerry King - Photo by Andrew Stuart
スレイヤー(Slayer)のギタリスト、
ケリー・キング(Kerry King)は新曲「Residue」のミュージックビデオ公開。この曲はソロ・デビュー・アルバム『From Hell I Rise』に収録
アルバムは海外で5月17日発売。リリース元はReigning Phoenix Music。
新バンド、ケリー・キングのラインナップも発表されています。
Vocals: Mark Osegueda (Death Angel)
Guitars: Kerry King (ex-Slayer)
Guitars: Phil Demmel (Vio-lence, ex-Machine Head)
Bass: Kyle Sanders (HELLYEAH, ex-bloodsimple.)
Drums: Paul Bostaph (ex-Slayer, etc.)
デビュー・アルバムは、プロデューサーのジョシュ・ウィルバー(Lamb Of God, All That Remains)と共にレコーディングされました。
キングは米ローリング・ストーン誌のインタビューの中で、ファースト・シングルについて話しています。スレイヤーのラスト・アルバム『Repentless』のセッションから持ち越した2曲のうちの1曲(もう1曲は「Rage」)だという。
「この曲は完成していて、レコーディングしていたんだ。パフォーマンスの部分には満足していなかったから、“よし、次のスレイヤーのアルバムまでこの曲はポケットにしまっておこう”と思ったんだよ。それは実現しなかったから、今、俺のアルバムに入ってるんだ。
“Idle Hands”は俺がこの4年間やってきたことなんだ。この曲と“From Hell I Rise”は、この4年半の俺の心境なんだ」
2022年、キングは自身のソロ・プロジェクトを“Blood Reign”と呼ぶことを計画しているという噂が流れましたが、実際には“King's Reign”という名称も検討していたことが明らかにしています。
「長い間、“King's Reign”にするつもりだった。本当にクールだ」「“Blood Reign”についてしばらく話し合ったが、うまくいかなかった。ちょっとでもカッコイイものを思いつくたびに、東欧の無名のバンドに取られてしまったんだ。ケリー・キングになったのは、そのロゴが好きだからだよ」
キングはまた、パンテラなどのヴォーカリスト、フィル・アンセルモがバンドのヴォーカリストの候補に挙がっていた時期があったことを明かしています。
「検討したよ。僕のマネージメントも、プロモーターも、レコード会社もみんなフィルを欲しがっていた。フィルは俺の親友だけど、彼は適任ではないといつも思っていた。それは彼の能力とは関係なく、ただ彼が適任ではないと思っていただけなんだ。このアルバムでマークを聴けば、この人(が適任)だとわかる。
もしフィリップが適任だったら、俺たちすぐにアリーナに行っていただろうね。新曲を演奏したり、パンテラを演奏したり、スレイヤーを演奏したりして、ファンも満足していただろうから。パンテラの(復活の)件が持ち上がった時に終わったんだ」
またキングは、今のところ曲のネタは山ほどあるとも話しています。『Repentless』セッションからの曲のアイデアがまだ4曲残っており、またこのデビュー・アルバムのセッションで未使用だった6曲や、彼が書き続けている新曲もあるとのこと。
以下は以前に公開された音源
「Idle Hands」
■『From Hell I Rise』
01 – “Diablo”
02 – “Where I Reign”
03 – “Residue”
04 – “Idle Hands”
05 – “Trophies Of The Tyant”
06 – “Crucifixation”
07 – “Tension”
08 – “Everything I Hate About You”
09 – “Toxic”
10 – “Two Fists”
11 – “Rage”
12 – “Shrapnel”
13 – “From Hell I Rise”