ダイアー・ストレイツは再結成しないのか？　マーク・ノップラーがその可能性について語る

ダイアー・ストレイツ（Dire Straits）は再結成しないのか？　マーク・ノップラー（Mark Knopfler）がその可能性について、英TV番組『BBC Breakfast』で話しています。

ダイアー・ストレイツは1995年に解散、それから29年が経ちます。ノップラーは再結成は必要ないという立場を一貫していますが、ノップラーはソロ活動の中で、かつてのダイアー・ストレイツのバンドメイト、ガイ・フレッチャーとのコラボレーションを続けています。

番組でバンドの再結成の可能性について訊かれたノップラーはこう話しています。

「いくつかの理由から、それはないは思う。 そのうちのひとつは、自分のスタジオを建てたこと。本当に気に入っているし、そこで嫌な思いをしたことがないんだ。そのおかげで、本当に（レコーディングを）推し進めることができるようになれた。この前のアルバムでは、あまりにも多くの曲を作りすぎてしまったけどね」

ノップラーはダイアー・ストレイツに未練はないものの、現在のポジションがより創造的な自由を与えてくれていることを示唆しています。彼はこう続けています。

「僕はダイアー・ストレイツが大好きだし、そのすべてが好きだった。でも、僕がやりたかったのは、とにかく幅を広げて、いろんなプレイヤーと一緒に仕事をして、より大きなラインナップを揃えることだった。

最後にバンドを組んだとき、それが僕にとっての最高のときだったんだけど、おそらく6人か7人くらいだったんじゃないかな。始めた時の小さな4人組よりも大きくなった。それは素晴らしかったし、大好きだった。

それが続く限り、僕はそれを楽しんでいたけど、それがあまりにも大きくなり、すべてのローディーの名前を知らないほど大きくなっていった。あまりに大きくなりすぎて、ステージを飛び越えることもあった。ある程度の規模になるとそうせざるを得なくなるんだよ」