ノトーリアス・B.I.G.を発掘　90年代のヒップホップシーンを牽引したレジェンドDJ　ミスター・シー死去

ノトーリアス・B.I.G.を発掘したことでも知られる、90年代のヒップホップシーンを牽引したレジェンドのひとりでラジオDJのミスター・シー（Mister Cee）が死去。ヒップホップ専門局のHot 97が家族の話として報じています。死因は明らかにされていません。57歳でした。

ミスター・シーことカルヴィン・レブランは、ブルックリンのベッドフォード・スタイヴェサントで育ち、1988年にはビッグ・ダディ・ケインのデビュー・アルバム『Long Live the Kane』に参加した。シーは同作でDJを務め、アルバムの最後を飾る「Mister Cee's Master Plan」のテーマにもなっている。シーは1990年代初頭までケインとの仕事を続けた。

シーはブルックリン・ヒップホップのもう一人の柱、ノトーリアス・B.I.G.を発掘したことでもよく知られている。ビギーのデビュー・アルバム『Ready To Die』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。その後、シーは著名なクラブDJとなり、またHot 97、ラジオ103.9、シリウスXMなどのラジオDJとしても活躍した。