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ジャズの〈進化〉にフォーカスした名盤ガイド『20世紀ジャズ名盤100』発売

2024/04/10 21:46掲載
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20世紀ジャズ名盤100(大谷能生 著)
20世紀ジャズ名盤100(大谷能生 著)
ジャズの〈進化〉にフォーカスした名盤ガイド『20世紀ジャズ名盤100』(大谷能生 著)がイースト・プレスから4月22日発売予定。21世紀も進化し続ける音楽=ジャズ。なぜ、ジャズは常に新しいのか? ジャズのクリエイティビティを体感できる名盤ガイドです。
■大谷能生『20世紀ジャズ名盤100』
価 格:1,760円(本体1,600円+税)
ISBN:978-4-7816-2308-5
発売日:2024年4月22日
判 型:四六判・ソフトカバー

<内容>

これからジャズを聴きたい人に、思わずへえーとなるエピソードで名盤100枚(+ウラ名盤100)を解説。
ルイ・アームストロング、チャーリー・パーカー、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーンといったおなじみのジャズジャイアンツはもちろんのこと、あきれたぼういず、デレク・ベイリー、清水靖晃など意外(?)なメンツも網羅。この一冊で、ジャズの進化の歴史がわかる。

九段理江(小説家)さん推薦!
「ジャズには未来が見える」
柳樂光隆(音楽ジャーナリスト)さん推薦!
「21世紀のジャズのヒントは20世紀にある」

<目 次>
はじめに
1 ポップスの古層としてのジャズ
『Louis Armstrong and His Hot Five & Hot Seven 1925 - 1928』ルイ・アームストロング
『Xavier Cugat with Dinah Shore』ザビア・クガート・ウィズ・ダイナ・ショア
『ぼういず伝説』あきれたぼういず 等
2 モダニズム芸術として結晶化したジャズ
046『 Blue Train』ジョン・コルトレーン
048『 The Shape of Jazz to Come』オーネット・コールマン
050『 銀巴里セッション』V.A 等
3 創造の現在形としてのジャズ
『 Complete Live at Plugged Nickel 1965』マイルス・デイビス
『Free Jazz』オーネット・コールマン
『サマルカンド』高橋悠治・佐藤允彦
4 世界音楽のプロトタイプとしてのジャズ
『On Jupiter』サン・ラー
『 北京の秋』清水靖晃』
『 Double Booked』ロバート・グラスパー など
おわりに
索 引

<著者プロフィール>
■ 大谷能生(おおたに・よしお):音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』(菊地成孔との共著。河出書房新社、2004)『貧しい音楽』(月曜社、2007)『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著。青土社、2008)『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』(本の雑誌社、2013)『平岡正明論』(Pヴァイン、2018)『平成日本の音楽の教科書』(新曜社、2019)『ニッポンの音楽批評150年100冊』(栗原裕一郎との共著。立東舎、2021)『歌というフィクション』(月曜社、2023)『〈ツイッター〉にとって美とはなにか』(フィルムアート社、2023)など。