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ジェスロ・タルにマーティン・バーが復帰する可能性は? イアン・アンダーソン語る

2024/04/06 21:25掲載
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Jethro Tull
Jethro Tull
ジェスロ・タル(Jethro Tull)イアン・アンダーソン(Ian Anderson)は英Classic Rockの新しいインタビューの中で、今後のライヴで元メンバーのギタリスト、マーティン・バー(Martin Barre)がバンドに復帰する可能性はあるのかと尋ねられています。

「マーティンに不満はない。でも、最近YouTubeで見たインタビューが確かならば、彼はとても不幸な人間に見える。それではバンド内の雰囲気はとても悪くなると思う。

何年も、何年も、何年も彼にアドバイスしてきたが、ついにマーティンは自分のことをやるようになった。彼は、ソングライターでもプロデューサーでもマネージャーでもない、自分のバンドの責任者なんだ。

ついに彼は自分のやり方で物事を進められるようになった。彼が出演しているライヴの量から判断すると、彼はジェスロ・タルに憤慨するのではなく、むしろ楽しい時間を過ごしているはずじゃないかな」

アンダーソンの言及しているマーティン・バーのYouTubeのインタビューとは、2023年にVRP Rocksが行われたもので、2011年にジェスロ・タルが活動停止したことを語っています。

2011年以降、アンダーソンとバーはそれぞれの名義でソロ活動を始めましたが、アンダーソンはその後、2017年に50周年記念の回顧ツアーを前に、自身のグループをジェスロ・タル名義に改名しています。

バーはVRP Rocksのインタビューの中で、アンダーソンが自身のグループをジェスロ・タル名義に改名したにもかかわらず、自分がジェスロ・タルのギタリストであることに変わりはないと主張。彼はこれを「ジェスロ・タルの歴史の中で最悪のビジネス上の判断」と嘆いています。

「私はジェスロ・タルのギタリストであり、それは昔も今も、そしてこれからもそうだ。イアンが常にジェスロ・タルのシンガーでありフルート奏者であるのと同じ。私のバンドがジェスロ・タルになることはない。

私の中では、ジェスロ・タルは存在しない。イアンのバンドがあり、私のバンドがあり、核となる重要なジェスロ・タルの時代から一人ずつ参加しているんだ」