teenager - listening to music
10代の頃に好きだった音楽を今も愛する理由を、米国のセラピストがSNSで解説。「神経ノスタルジア(neural nostalgia)」 と呼ばれる心理現象を説明しています。
カリフォルニアのセラピストで写真家のニッキー・ロイはSNSで、神経ノスタルジアと、それがなぜ多くの人に関係しているのかを論じています。
動画の中で彼女はこう述べています。
「“神経ノスタルジア ”と呼ばれるものがあって、私たちが10代の頃に聴いた音楽は、大人になってから聴くものとは異なる形で脳に結合することが研究者によって実際に発見されています。
私は今でも、10代の頃に好きだった音楽を聴いているけど、それはストレスに対処する最高の方法のひとつであり、大切なことです。それを聴くことで、頭から離れないことから抜け出し、自分自身とつながることができます。生きている実感を取り戻せるのです」
動画に添えられたメッセージにはこう書かれています。
「“神経ノスタルジア”って聞いたことありますか?高校生の頃からずっと同じプレイリストを聴いているのはなぜでしょう? 研究者たちは、ティーンエイジャーの頃に聴いていた音楽は、大人になってから聴く音楽とはまったく違った形で私たちとつながっていることを発見しています。だから、もしあなたが少し乱れていると感じたり、自分自身と再びつながる時間が必要だと感じたら、過去の曲を聴いてみてください(先週も聴いたでしょうが)」
なお、サイトSlateは以前の特集では、10代の思春期成長ホルモンが、思春期に好きだった曲への感情的なつながりを高める理由の一端を担っているとも述べています。