クイーンの1975年アルバム『A Night at the Opera(邦題:オペラ座の夜)』のオープニングを振り返り、ヌーノはこう語っています。
「僕にとって、ブライアン・メイのソロで最もラウドなのはアルバム『A Night at the Opera』なんだ。それ以前にもたくさんの曲があるけど、あのアルバム、特に“Death on Two Legs”だね。この曲がはじまり、彼がリフを弾いている。(グランジのようなギターを)聴いたのは初めてだと思う。シアトル、アリス・イン・チェインズのサウンドは、彼がこのリフを弾いたときに生まれたような気がするんだ。彼は完全にチューニングを落としている。ここで何が起こっているんだ? 今まで誰も聴いたことがなかったんだ」
「人々はいつもトニー・アイオミをグランジのゴッドファーザーとみなしている。でも、申し訳ないけど、それは無難なもので、もっと深いところにあるんだよ。キングスXやサウンドガーデンの曲でさえそうだ。ブライアンはデチューンをしていたのに、誰もそれを話題にしなかった。“Death on Two Legs”や“Fat Bottomed Girls”を聴いてみてくれ」