スティクスから長年のベーシスト、リッキー・フィリップス脱退

スティクス（Styx）から、20年以上にわたってベースを担当したリッキー・フィリップス（Ricky Phillips）が脱退。フィリップスがSNSで発表しています。ファンへのメッセージの中で、フィリップスはライヴ活動から離れることも明らかにしています。

スティクスには2003年加入。その前にはベイビーズ、バッド・イングリッシュ、カヴァデール・ペイジ、テッド・ニュージェントなどで活躍しました。

以下、声明より

「親愛なる友人たちへ。

ベイビーズ、バッド・イングリッシュ、ティナ・ターナーのオープニング（ジョン・パーとのプライベート・ダンサー・ツアー）、ベリンダ・カーライルの初ソロ・ツアー、ahoeでのリハーサル、ジミー・ペイジ＆デヴィッド・カヴァデールのカナダのリトル・マウンテンでのレコーディング、ロニー・モントローズとの“10/10”の作曲、ツアー、共同プロデュースなどなど、50年にわたる旅を終えて、ちょっと一息ついているところだ。

俺の20年以上にわたるスティクスの仲間たちとのツアーとレコーディングは終わりを告げた。俺はツアーから離れる。引退するわけじゃない、ただ休むだけだ。現在、自宅近くのスタジオでプロジェクトを共同プロデュースするオファーを受けている。ライヴ・パフォーマンスは俺の血肉になっていることは子供の頃から知っているので、いずれ今後の仕事や約束があれば投稿するつもりだ。でも今は、メリッサと俺は家でコーヒーと食事を共にするつもりだよ。
もちろん、スティクスとレコーディングやツアーをした冒険的な日々はいつまでも大切にしたい。素晴らしくてクレイジーで忠実なスティクスのファンと会えなくなるのは本当に寂しい...彼らの笑顔は自分の家族よりもよく見ていた。
みんなに平和があらんことを...。
そして良い旅を、リッキー」