ネバーエンディング・ストーリー © 1984 Neue Constantin Film Produktion GmbH. All Rights Reserved.
1984年に『ネバーエンディング・ストーリー』として映画化された、ミヒャエル・エンデの小説『はてしない物語』の再映画化が決定。
Varietyによると、ミヒャエル・エンデ・プロダクションとシー・ソー・フィルムズの新たなジョイント・ベンチャー・パートナーシップにより、複数の実写映画が制作される予定です。
Varietyによると、『はてしない物語』はここ数年、世界中のスタジオや配信会社から関心を集めていたという。
シー・ソー・フィルムズはこれまでに、『LION/ライオン~25年目のただいま~』『英国王のスピーチ』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』などの長編映画や、最近のTVヒット作『HEARTSTOPPER ハートストッパー』『窓際のスパイ』などを手掛けています。
シー・ソー・フィルムズは今回、この新しいパートナーシップにより、『はてしない物語』の映画化の権利を得て、マイケル・エンデ・プロダクションと共同で映画の開発と製作を行うことになりました。
プロデューサーのひとり、イアン・カニングはVarietyにこう語っています。
「この物語はタイムリーかつ時代を超越したものであり、新鮮な形で語られる機会が常にあります。この本の特徴の1つは、人生の様々な年代で読み返すことができ、異なるレベルの意味を見いだせることです。ですので、新しい層と意味を持つような新鮮な視点を提供する機会を得たことは、とても素晴らしいことです。私たちは、すべての世代がファンタージエンへの旅に値すると信じています」
このパートナーシップの次の仕事は、小説に命を吹き込む適切なクリエイティブ・チームを見つけることです。カニングはこう続けます。
「いろいろな意味で、旅は今から始まります。この物語を愛する人々からは、次のステップがどうなるのか、多くの期待が寄せられています。私たちとしては、脚本家や監督と話をして、彼らのこの作品に対する情熱を聞く必要があります」
正確な本数など、製作に関する詳細の多くは、集まったクリエーターによって決まるという。カニングは、いくつかのシーンをドイツで撮影することで、本作のレガシーとのつながりを維持することも視野に入れていると付け加えています。