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スティーヴ・ヴァイ、80年代のキング・クリムゾンを演奏する新バンドBeatについて語っていた

2024/03/20 12:16掲載
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Beat
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ロバート・フリップ(Robert Fripp)の祝福のもとで結成された、1980年代のキング・クリムゾン(King Crimson)を演奏する新しいバンド、Beat。キング・クリムゾンでの活躍でも知られるエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)トニー・レヴィン(Tony Levin)スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)トゥール(Tool)ダニー・ケアリー(Danny Carey)の4人が1980年代のキング・クリムゾンのアルバム3枚、『Discipline』、『Beat』、『Three Of A Perfect Pair』の楽曲を演奏するこのバンドについては、フリップがSNSで支持を表明していますが、まだ正式には発表されていません。しかし、ヴァイはUltimate Guitarのポッドキャスト『On the Record』のインタビューの中で「まだ発表されていない秘密のプロジェクト」について語っていました。

「秋にやることがあるんだけど、まだ発表できないんだ。素晴らしいショーになるだろうね。

(このバンドについて尋ねられると)

個人的には、この音楽を自分の指になじませるのに、夏の間ずっとかかりそうなんだ。このバンドで演奏していたギタリストは完全な野獣で、絶対的なアニマル(※信じられないと思うようなことをやっている意味で)で、とても難しいパートがあるからね」

英Prog誌によると、Beatは9月17日にサンディエゴのHumphrey's Concerts By The Bayでコンサートを行う予定だという。

フリップは先日、SNSにBeatについて次のように投稿しました。

「これは昨年の秋にエイドリアン・ブリューが私に電話をかけてきたプロジェクトです。私はこのプロジェクトを支持し、全面的に奨励しています。最近 (2024年3月3日) サンタモニカのMcCabesでスティーヴ・ヴァイと話し合いました。名前も私が提案しました」

フリップはその後もSNSにこう投稿しています。

「投稿者:ヴァイはとても派手なギタリストだ。彼が一晩中、椅子に座って様々なギター・パターンを弾き続けるとは思えないのだが...。

RF:そうですね! フリップのように一晩中、椅子に座っていろんなギターのパターンを弾き続けるなんてことはないでしょう」

「RF:先日行われたEnglishmen Abroadのプレゼンテーション、McCabes of Santa Monica(2024年3月3日)で、スティーヴ・ヴァイは私に、エイドリアン・ブリューからスティーヴがギタリストになると聞いた時、どう思ったかと尋ねました。私はこう答えました: 私のパートを演奏できるギタリストはスティーヴ・ヴァイしかいない」

「投稿者:私が望むのは、ヴァイが単にフリップの真似をするのではなく、自分の作品にしようとすることです。

RF:スティーヴと話したところ、それが彼の狙いだと理解しました。私は全面的に励まし、サポートします。これは、演奏され、関わり合い、再構築され、新たに聴かれ、咀嚼され、消化され、そして-すべてのからかい、大騒ぎをやめて-ロックするための音楽なんだ!私自身、とても楽しみにしています」

「投稿者:エイドリアン・ブリューをキング・クリムゾンに呼び戻せば、多くのファンが喜ぶだろう。

RF: 選択肢があるとすれば、

1. この音楽を演奏するために率先してバンドを結成すること。
2. 存在しなくなったバンドに誘われるのを待つこと。

エイドリアンはより良い選択肢を選んだと思います」