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ウリ・ジョン・ロート、スコーピオンズのヒット曲「ハリケーン」について語る「歌詞は大嫌いだが、リフは完璧」

2024/03/19 18:15掲載
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Uli Jon Roth
Uli Jon Roth
ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)は、自分の脱退から6年後にリリースされたスコーピオンズ(Scorpions)のヒット曲「ハリケーン (原題:Rock You Like a Hurricane) 」についてどう思っているのか? 『The Card King Sports Variety Show』の最近のインタビューの中で、ウリは歌詞は大嫌いだが、リフは完璧だと語り、もし自分がレコーディングに参加していても「リフをそのまま演奏しただろう。だって完璧だから。そこは何も変えない」と話しています。

「ハリケーン」は1984年のアルバム『Love at First Sting(邦題:禁断の刺青)』に収録。全米シングル・チャート25位を記録し、アルバムの成功に大きく貢献しました。

ウリは、「Rock You Like A Hurricane」のソングライティングとレコーディングに参加しなかったことを気にしたことがあるかと尋ねられて、こう答えています。

「歌詞は耐えられないものだが、素晴らしいクラシック・ロックのリフだと思う。あんなリフを書くなんて、本当にすごい。忘れられない。だから、そう。ブラボー、ルドルフ(シェンカー)」

もし自分がこの作品に携わっていたら、「Rock You Like A Hurricane」に手を加えたり、何かを変えたりしただろうかと尋ねられると、ウリはこう答えています。

「タイトルはもちろん素晴らしいけど、歌詞は気に入らなかっただろうね。リード・ギターに関しては、曲を支えるようなリード・ギターを弾いていたと思う。ルドルフの曲を壊すようなことは決してしなかった。それどころか、とてもうまく融合できたと思う。もしバンドに残っていたら、もちろん、この曲に合うような演奏をしていただろうね」

インタビュアーがウリに、自分がリード・ギターを担当したら、もっとうまく弾いたと思うかと尋ねると、ウリははっきりとこう答えています。

「そうは言っていない。私ならもっと違う弾き方をしただろう、それだけだ。マティアス(ヤプス)はマティアスだし、私は私。考え方が違う。だから、きっと違うリードを弾いただろうね。でも、この曲が生きているのはリフとヴォーカルのおかげであって、リード・ギターのおかげではない。この曲では、リード・ギターはそれほど重要ではなかった。私はベストを尽くしただろうし、ベストを尽くそうとしただろうけど、リフは、私たちはリフをそのまま演奏しただろう。だって完璧だから。そこは何も変えないよ」