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分裂したアルカトラス グラハム・ボネットと袂を分かったメンバーによるヴァージョンからドゥギー・ホワイトが脱退

2024/03/14 10:46掲載
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Alcatrazz [Doogie White-Fronted Version]
Alcatrazz [Doogie White-Fronted Version]
米ヘヴィメタルバンドのアルカトラス(Alcatrazz)は現在、グラハム・ボネット率いるヴァージョン(Graham Bonnet’s Alcatrazz、またはAlcatrazz 2.0)と、ボネットと袂を分かったアルカトラスのメンバーたちによるヴァージョン(Alcatrazz)の2つがあります。後者のヴァージョンはシンガーにドゥギー・ホワイト(Doogie White)を迎えて活動していましたが、彼らはホワイトの脱退を発表しています。後任も発表。

以下、アルカトラスの声明より

「2020年後半、前任のヴォーカリストが脱退した後、当時すでに予定されていたライヴ日程のために、優秀なドゥギー・ホワイトが助けに来てくれた(これらの日程は結局、新型コロナウイルスのロックダウンにより2021年後半に延期された)。

俺たちは皆、素晴らしい時間を過ごした...そして、一つのことが次のことにつながり、いつの間にか俺たちは約4年の間に2枚の素晴らしいアルバムを作り、かなりのツアーを行った。

今、俺たちのスケジュールはますます忙しくなり、ドゥギーも素晴らしいソロ活動でますます忙しくなってきている...それに伴い、俺たちそれぞれの予定がぶつかることは避けられない。言うまでもなく、彼が一度に2つの場所にいることは不可能だ。

俺たちはドゥギーとは今でもとても良い関係を保っているし、彼のバンドへの貢献には感謝してもしきれない。過去のアルカトラスOB同様、彼はいつでも我々のステージで大歓迎だ。

現在のWarlordのヴォーカリストであり、多くのアルカトラス・ファンにはすでに知られている人物(アルカトラスの過去3枚のアルバムの共同プロデューサーであり、ソングライターとしても貢献している)ジャイルズ・レイヴァリー(Giles Lavery)が、2024年のライヴ日程に参加することになった。何年も演奏されていない曲も含めて、アルカトラスの過去の曲をたくさん紹介するよ。

ジャイルズの初ライヴは3月22日のニューオリンズで行われる。みんな彼を歓迎しよう。そして、2020年以来、このバンドに与えてくれたもの全てに対して、親愛なる友人ドゥギー・ホワイトに感謝の気持ちを伝えよう。彼は真のプロであり、素晴らしい人物だ!

ドゥギーからファンへのビデオ・メッセージもあるので、今日中に紹介する予定だ。

ジミー、ゲイリー、ジョー、ラリー」

■Alcatrazz

Jimmy Waldo – keyboards, synthesizers, keytar, piano, backing vocals
Gary Shea – bass, backing vocals
Joe Stump – guitars
Larry Paterson – drums
Giles Lavery – lead vocals