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元フォリナーのルー・グラム、2024年いっぱいでパフォーマーを引退すると表明

2024/03/14 09:45掲載
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Lou Gramm - Rick Diamond, Getty Images
Lou Gramm - Rick Diamond, Getty Images
フォリナー(Foreigner)での活躍でも知られるルー・グラム(Lou Gramm)は、2024年いっぱいでパフォーマーを引退すると表明。新しいインタビューの中で「今年が最後の年だ」と宣言しています。

グラムは、リー・リッチーが行った最近のインタビューの中で、こう話しています。

「今年が最後の年だ。なんてこった、もう50年近くもやっているんだよ。

家族や自分のクルマに目を向け、夜寝るときは自分のベッドで寝るとわかっている自分を楽しみたい。

これが最後だ。ずっと先延ばしにしてきた。今でもパフォーマンスを楽しんでいるが、僕ほど長く続けていると、旅するのは最悪なんだ。それは本当に負担になる。それは年を取った証拠なんだよ」

グラムが引退を宣言したのは今回が初めてではありません。2018年に最後のソロ・ライヴを行うと発表していました。グラムはその後も時折パフォーマンスを行うことを明らかにし、2018年以降も小規模ながらツアーを行っています。今夏にもツアーを行います。

グラムはフォリナーのロックの殿堂入りが決まれば、式典に参加するつもりだとも話しています。「(殿堂入りしたら)1、2曲演奏すると聞いている。僕は歌うことになるだろうと言われているよ」

グラムはまた、今年中に新しいスタジオ・アルバムをリリースする予定であることも明かにしています。

「ファースト(ソロ)アルバム、セカンド(ソロ)アルバム、そしてSHADOW KING(プロジェクト)のレコーディングから曲のアイデアや断片を集めたものだよ。

アルバムを出すときに10曲が必要だとしたら、13曲録音して、その中からベスト10を選ぶときがある。そうすると、どうしたらいいかわからない曲が3曲できてしまう。あるいは、完成した曲ではないのかもしれない。そしてアルバムがリリースされ、年月が経ったら忘れてしまうこともある。

だから、新しいアルバムを出そうと思ったとき、書きたての曲もあったんだけど、テープクローゼットのテープを調べて、25年や30年も前の曲を聴いたんだ。そのアイデアは素晴らしかった。ずっと前に始めていて、2年ほど前に完成させたんだ」