ギャップ・バンドのアンソニー・“ベイビー・ギャップ”・ウォーカー死去

米国のファンク／R&Bバンド、ギャップ・バンド（The Gap Band）での活躍でも知られるアンソニー・“ベイビー・ギャップ”・ウォーカー（Anthony “Baby Gap” Walker）が死去。60歳でした。

アンソニーの弟であるエリック・ウォーカーがサイトTMZに語ったことによると、アンソニーは、首の手術を受けた後に合併症を起こして3月4日にオハイオ州の病院で亡くなりました。

アンソニーは、元ギャップ・バンドのメンバーで構成されたグループ、GapXでも活動していました。GapXは訃報を受けて、「バンドは、我々の友人であり、兄弟であり、バンド仲間であるアンソニー・“ベイビー・ギャップ”・ウォーカーを失って寂しい。あまりにも早く逝ってしまった。あなたのことは決して忘れません！」と追悼コメントを発表しています。

ギャップ・バンドはオクラホマ州タルサで育ったウィルソン兄弟が1967年に結成。彼らのバンド名のGAPは、出身地タルサの三つの街路名からつけられました。1974年にデビュー・アルバム『Magicians Holiday』をリリース。15枚のアルバムと、「Shake」「I Don't Believe You Want to Get Up and Dance (Oops Up Side Your Head)」「Early in the Morning」「Burn Rubber (Why You Wanna Hurt Me)」「You Dropped a Bomb on Me」など、40年のキャリアの中で複数のヒット曲を生み出しています。

アンソニーは1979年にギャップ・バンドに加わり、以降、23年間にわたって、パフォーマー、ソングライター、ダンサー、振付師として貢献しました。

ウィルソン兄弟のロバート・ウィルソンは2010年に、ロニー・ウィルソンは2021年に亡くなっています。

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