ジョニー・ウィンターの晩年を支えたギタリスト　ポール・ネルソン死去

ジョニー・ウィンター（Johnny Winter）の晩年を支えたギタリスト／プロデューサー／ソングライターのポール・ネルソン（Paul Nelson）が死去。ネルソンのマネジメントは、ネルソンがツアー中に心臓発作を起こし、3月10日に亡くなったことを、ネルソンのSNSアカウントで発表しています。

以下、声明より

「ブルズアイ・マネジメントは、ポール・ネルソンが2024年3月10日、ツアー中に心臓発作で亡くなったことをお知らせいたします。ポールは、グラミー賞受賞プロデューサー、ギタリスト、ソングライター、マネージャー、そしてブルースの殿堂メンバーとして尊敬を集めていました。彼の仕事とコラボレーションには、ジョニー・ウィンターのマネージャー、ギタリスト、プロデューサー、友人としての20年以上が含まれています。彼は数十年にわたる素晴らしいキャリアを築きましたが、最も重要なことは、彼が良き人、良き友人として記憶されることでしょう。

葬儀についての詳細は後日発表されます」

ポール・ネルソンはエリック・クラプトン、バディ・ガイ、オールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーらと共演、レコーディングを行った。最も有名なのはジョニー・ウィンターとの関係で、2003年にスタジオでジョニー・ウィンターに出会ってから、ジョニーが亡くなるまで行動を共にした。彼はバンドのギタリストであるだけでなく、プロデューサーであり、また年齢を超えた親友でもあった。3度の来日公演にも同行した。