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シカゴのジェームズ・パンコウ、ジミ・ヘンドリックスと一緒にレコーディングを計画していたことを回想

2024/03/12 21:30掲載
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Chicago
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シカゴ(Chicago)のメンバー、ジェームズ・パンコウ(James Pankow)は、シカゴがジミ・ヘンドリックス(The Jimi Hendrix Experience)のオープニング・アクトをかつて務めていたとき、ジミ・ヘンドリックスと一緒にレコーディングしようと計画していたことについて、米ビルボード誌の最近のインタビューの中で話しています。

■ジミ・ヘンドリックスのオープニング・アクトを務めたこと

「僕たちは(ウェスト・ハリウッドのサンセット・ストリップにあるナイトクラブ)ウィスキー(ア・ゴーゴー)の新しいハウス・バンドのような存在になっていた。

ロサンゼルスを行き来するビッグ・アクトは休日の夜に、地元で何が起こっているのか、次の注目は何なのかをチェックするために、ウィスキーを訪れていた。

僕たちは楽屋でステージに戻るのを待っていて、ドアを開けたら、男が立っていた。“誰だ?” “ちょっと待って。ジミ・ヘンドリックスじゃないか?”となった。彼は“君たちのホーン・セッション見事だし、俺よりも優れたギタープレイヤーもいる。一緒にツアーに出ないか?”と言ったんだよ。

あとは歴史だ。僕らは彼のオープニング・アクトになった。僕らには決して得られなかった露出を得ることができた。ヘンドリックスは神だった。ライヴのステージに立つと、観客が“ジミがいい、ジミがいい”と言っているのを覚えているよ(笑)」

■ジミ・ヘンドリックスと一緒にレコーディングしようという話は本当か?

「ジミと(ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのメンバーである)ノエル(レディング)とミッチ(ミッチェル)と“一緒にアルバムを作ろうぜ”と話していたよ。ヘンドリックスは大喜びだった。

とても魅力的な話だよね。(シカゴのオリジナル・ギタリスト兼ヴォーカリストの)テリー・キャスとジミ・ヘンドリックスは、お互いに威圧し合っていた。2人ともお互いを高く評価していたので、お互いに緊張していた。二人はサウンドを比べることができなかった。ツアーの大半の間、彼らはお互いに近づくことを恐れていた。でも、一緒に仕事をするうちに、お互いに打ち解けてきて、アルバムのプロジェクトについて真剣に話し合うようになった。ヘンドリックスとシカゴのマッシュアップだよ。その後、ジミがいなくなり、テリー・キャスもいなくなった。もし僕たちがコラボレーションしていたら、どんな結果になっていただろうといつも考えている。(ヘンドリックスは1970年に、キャスは1978年に亡くなった)」