日本の脱原発をテーマにしたイベントにも登場したことがあるクラフトワーク(Kraftwerk)。彼らの大ファンである“ひとりクラフトワーク”ことKRAFTmanは、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故をテーマにしたアルバム『チェルノブイリ(Chernobyl)』を海外で3月15日発売予定。このアルバムから「In The Red Forest」が公開されています。
チェルノブイリ原子力発電所から10km圏内にある森は「赤い森(In The Red Forest)」と呼ばれています。原子炉爆発の際に飛散した放射性物質が風によって流れ込み、森の木々が一瞬にして枯れ果て、真っ赤になってしまったことからこの名前が付けられました。
KRAFTmanは、英マンチェスターを拠点に活動するゲイリー・ハンターの音楽プロジェクトで、40年以上もエレクトロニック・ミュージックに情熱を注いできたという人物。クラフトワークの大ファンで、過去にはクラフトワークのカヴァー・アルバム『The Man Machine (Recreated)』や、クラフトワークが長年にわたってリリースしてきたテーマやコンセプトにインスパイアされた楽曲を収録したオリジナル・アルバム『Electrique Fabrique』などをリリースしています。