ニューヨーク州アミティヴィル出身のエヴェレット・コリンズは、ロングアイランド大学で音楽教育の学位を取得するが、そのまま教職に就くのではなく、音楽指導と、アイズレー・ブラザーズのドラマーとしての生活を両立させた。しかし、やがてこの2つの生活が合わなくなり、コリンズはフルタイムで演奏するために教師を辞め、ツアーに加え、スタジオでも、『It's Our Thing』『The Real Deal』などアイズレー・ブラザーズのアルバム数枚で重要な役割を果たした。
また80年代半ばまでには、コリンズはリビー・ジャクソンや、ソングライティングを担当したR&Bトリオのサーフェスなど、他のアーティストとも仕事をするようになった。サーフェスはコリンズが作曲した「You Are My Everything」が大ヒットした。