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ワールド・パーティのフロントマン カール・ウォリンジャー死去、ウォーターボーイズの初期メンバー

2024/03/12 09:24掲載
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Karl Wallinger, photo courtesy of World Party
Karl Wallinger, photo courtesy of World Party
ウォーターボーイズ(The Waterboys)の初期メンバーで、ワールド・パーティ(World Party)を率いたカール・ウォリンジャー(Karl Wallinger)が死去。公式声明によると、ウォリンジャーは3月10日に亡くなりました。死因は明らかにされていません。66歳でした。

カール・ウォリンジャーは1956年10月ウェールズ生まれ。本名はカール・エドモンド・ド・ヴィアー・ウォリンジャー(Karl Edmond De Vere Wallinger)。

幼い頃から音楽に夢中になり、70年代半ばからバンド活動を始めた。1983年にマイク・スコットにスカウトされてウォーターボーイズにキーボード奏者として加入し、1984年の『A Pagan Place』と1985年の『This Is the Sea』に参加した。

ウォリンジャーはほどなくグループを脱退し、1985年にワールド・パーティーを結成、1986年にデビュー・アルバム『Private Revolution』をリリースした。バンドは、シングル「Way Down Now」と「Put the Message in the Box」をフィーチャーした1990年の『Goodbye Jumbo』で最大の成功を収めた。

最初の2枚のアルバムにはシネイド・オコナーがゲスト参加していた。ウォリンジャーはオコナーのデビュー・アルバム『The Lion & The Cobra』に参加した。

2001年、ウォリンジャーは脳動脈瘤を患い、レコーディングやツアーから数年間離れることになった。

2000年の『Dumbing Up』以降、アルバムを制作することはなかったが、ワールド・パーティーは2015年に北米を含むツアーを再び行った。