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スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ベックが唯一無二だった理由を語る 「彼が演奏すると、他の誰もが演奏を止めて耳を傾けた」

2024/03/11 21:19掲載
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Steve Lukather
Steve Lukather
ジェフ・ベック(Jeff Beck)の最後のレコーディングは、豪華ギター・ヒーローたちが参加したマーク・ノップラーのチャリティ・シングル「Going Home (Theme From Local Hero)」です。同じくこの曲のレコーディングに参加したTOTOのスティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)は、Total Guitarの新しいインタビューの中で、ジェフ・ベックが唯一無二だった理由を語っています。演奏は一音聴いただけでもすぐにわかるものであったと振り返り、「彼はいつも特別なものをもたらしてくれた」と話しています。

この曲でのジェフ・ベックの貢献について尋ねられたルカサーはこう話しています。

「ジェフは唯一無二のプレイヤーであり、唯一無二の男だった。彼と一緒にツアーをしたり、レコーディングもした。ジェフが演奏すると、他の誰もが演奏を止めて耳を傾けるんだ。“よし、巨匠の仕事を見よう”ってね。

彼はいつも特別なものをもたらしてくれた。一つの音を聴いただけで“ああ、これだ。これだ!”と思うことができる。クレイジーな音をたくさん起こす必要はなかった。壁から跳ね返ってリスナーに戻ってくるような、そんなたった一音でよかったんだ。たった一音で、みんなが立ち上がるんだ。特別なプレイヤーだよ」

以下はチャリティ・シングル「Going Home (Theme From Local Hero)」のティーザー音源(約1分)。シングルは3月15日発売。詳しくはこちら