サックス奏者／プロデューサーの稲垣次郎が死去

スティーヴィー・ワンダーやフランク・シナトラなどの来日公演にも参加し、また大滝詠一や西城秀樹などの作品にも参加した、サックス奏者／プロデューサーの稲垣次郎が死去。1月18日に亡くなっていたことをソウルメディアコーポレーションがSNSで明らかにしています。90歳でした。

稲垣次郎（本名・稲垣幸雄）は1933年10月3日生まれ。高校時代からプロとして活躍し、フランキー堺とシティ・スリッカーズやジョージ川口とビッグフォーを経て、1962年に自身のグループ、稲垣次郎クインテットを結成。翌年にはライオルネ・ハンプトン・オーケストラの日本公演、日野皓正と共に白木秀雄クインテットに参加。1969年にジャズ・ロック・スタイルのグループ、稲垣次郎とソウル・メディアを結成した。

セッションプレーヤーとして、スティーヴィー・ワンダー、スタイリスティックス、フランク・シナトラ、テンプテーションズ、シャーデーの日本公演に参加。またプロデューサー、音楽監督として西城秀樹やピンク・レディーなどを手掛けるほか、大滝詠一の作品にも参加した