ブリティッシュ・ロック・バンド、
マグナム(Magnum)のヴォーカリストであるボブ・カトレイは、SNSにバンドの将来について語ったビデオを投稿し、創設メンバーでギタリストのトニー・クラーキンが1月に亡くなったことを受け、バンドを続けることはできないとファンに伝え、マグナムの終了を宣言しています。
「こんなことを言う必要がなければよかったんだけど、トニーがもうここにいない以上、本当に続けられないんだ。どうか許してほしい。俺の気持ちを理解してほしい。最近、このことをずっと考えていたんだ。
トニーを失ってからというもの、僕たちはバンドを導く光、バンドを支える大きな力、ソングライター、プロデューサー、ギタリストを失った。彼はバンドのすべてだった。彼は俺にとってすべてだったんだ。
この50年間、俺たちはお互いなしではどこにも行けなかった。ツアーでも、スタジオでも、俺は常に彼のそばにいて、彼と一緒に仕事をしていた。トニーとの人生は素晴らしかった。でも、今は俺には無理だ。トニーなしでは続けられない。
近い将来、何か別の形で現れるかもしれない。それは誰にもわからない。でも、このまま続けていくことはできない。悲しすぎる。あまりにも悲しすぎるんだ。
だから、わかってほしい。(ファンの)みんなは素晴らしかった。最高のオーディエンスだ。このバンドを何年も何年も続けさせてくれた。アルバムを出し続けさせてくれた。そのことに感謝しています。
ありがとう。トニーの音楽をいつも心に留めておいてほしい。そうするよ。俺の中にはいつもマグナムがいる。そして、どこへ行くにも、いつもトニー・クラーキンがそばにいるんだ。
大好きだよ。君は素晴らしかった。そろそろ身を引くときが来たようだ。これが最後のカーテンコールだ。またいつか会おう。元気でね。乾杯。バイバイ」