AC/DC　ボン・スコットの伝記映画が制作中　スコット役はリー・タイガー・ハレー

AC/DCの元フロントマン、ボン・スコット（Bon Scott）の初期の時代に焦点を当てた伝記映画が、オーストラリアの製作会社Halo FilmsとProtocol Picturesによって制作されています。タイトルは『The Kid From Harvest Road』を予定しており、ボン・スコット役は若手俳優リー・タイガー・ハレーが演じる予定です。

Halo Filmsのウェブサイトによると、この映画は「伝説の裏に隠された男の心打つ描写を約束する」とし、「大切にされながらも問題を抱えた少年時代から天才的なアーティストになるまでの彼の道のりは、魔法と情熱の糸が織り成す物語である」と付け加えています。この映画の撮影は2025年初頭に開始される予定です。

リー・タイガー・ハレーもスコットと同じく、オーストラリアのフリーマントル出身。彼は最近では、トレント・ダルトンの同名小説を原作とするNetflixドラマ『Boy Swallows Universe』に出演しています。また、Huluで配信されているオーストラリアのコメディ・ドラマ『Crazy Fun Park』で主役を演じています。

この映画は、脚本家のスティーヴン・ベロウスキーと共同脚本・監督のデヴィッド・ヴィンセント・スミスが手がけています。

ベロウスキーは「私は彼のカリスマ的なキャラクターに心からインスパイアされましたが、私が最も興味を持ったのは、私たちがステージ上で知っているカリカチュア（※特徴を際立たせるために誇張や歪曲を施した風刺的な表現）ではなく、彼の初期の人生でした。フリーマントルのストリートを歩いたティーン...これは、作者の目を通して再構築されたフリーマントルとボンへのラブレターなんです」とコメントしています。

Halo Filmsのイアン・ヘイルは「我々は、ボン・スコットの初期の時代に光を当てるこの旅に乗り出すことに興奮しています。彼の物語は、回復力、情熱、そして夢へのあくなき追求の物語です。この映画を通して、彼のレガシーを称え、音楽の持つ変革の力と決意で観客を鼓舞することを目指しています」とコメントしています。