ピクシーズ(Pixies)はベーシストのパズ・レンチャンティン(Paz Lenchantin)の脱退を発表しています。
ピクシーズのベーシストは、創設メンバーであるキム・ディールが2013年に脱退し、同年に後任としてキム・シャタックが加わりますが、すぐに脱退。2014年、ア・パーフェクト・サークルやズワンなどでも活躍したパズ・レンチャンティンがツアー・メンバーとしてバンドに参加し、2016年に正式メンバーとなりました。
レンチャンティンは2016年の『Head Carrier』、2019年の『Beneath the Eyrie』、2022年の『Doggerel』という計3枚のアルバムに参加しています。
3月8日のダブリン公演から、レンチャンティンの代わりに元バンド・オブ・スカルズのエマ・リチャードソンが参加します。リチャードソンが正式メンバーなのか、それとも今回だけのツアー・メンバーなのかは不明です。
以下、ピクシーズの声明より
「2014年にピクシーズに参加したパズ・レンチャンティンは、自身のプロジェクトに専念するためにバンドを脱退しました。僕たちはパズの多くの貢献に感謝し、彼女の今後の活躍を祈っています。ベースにエマ・リチャードソンを迎えることを嬉しく思います。エマは、今週金曜日のダブリンから始まる“Bossanova x Trompe le Monde”ヨーロッパ・ツアーの初日に、ピクシーズのワールドワイド・デビューを果たします。ツアーで会いましょう!La la love you、ピクシーズ」
【update:2024/03/05 09:52】
レンチャンティンは
米ローリング・ストーン誌に寄せた声明の中で「この10年間、バンドとファンにピクシーとして受け入れられたことは夢のようなことで、ピクシーズのレガシーに貢献できたことは光栄でした。私の脱退は、多くの人にとってそうであるように、私にとっても少し驚きですが、彼らはしっかりとした計画を立てているようで、その結果、私はワクワクするような新しいプロジェクトに向かわせてくれています」と述べ、解雇されたことを示唆しています。