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ポール・マッカートニーは曲が書けなくなる状態「ライターズ・ブロック」にどう対処しているのか? 本人語る

2024/03/04 20:56掲載
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Paul McCartney
Paul McCartney
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)は、曲が書けなくなる状態「ライターズ・ブロック」にどう対処しているのか? 自身の公式サイトの企画「You Gave Me The Answer」で、ファンからの質問に答えています

Q:ライターズ・ブロックにはどう対処していますか?

「本当にならないんだ。その点、僕はかなり運がいい、幸せが続きますように! 座って“さあ、書くぞ”と思ったことはほとんどない。時間があって、他に特にやりたいことや必要なことがないときがほとんどだよ。誰かの命令や要求ではなく、自分自身の欲求から来るものだから、ただ座ってアイディアを探ることができる。それはたいていの場合、とても簡単なことなんだ。

時には、曲調や曲の形を把握するために歌詞を無視して作り、そのあとに“この歌詞はひどいな、直さなきゃ!”と考えることもある。もう一度見直してみると、素晴らしい歌詞ができあがったりするんだ。

だからライターズ・ブロックはないんだ。僕は恵まれている。僕は時々、ジョンと僕が300曲弱の曲を書いたという話をすることがあるんだけど、書くために座るたびに曲が生まれたんだよ。信じられないよね!」

Q:逆に、突然思いついたことを書き留めなければならないので、作業を中断しなければならないということはありますか?

「あるよ。紙の切れ端がところどころに無限に詰まっていて、そのうち絶対に書き留めようと思っているんだ! 最近はほとんどのことを携帯電話に書いているかな。

締め切りがない限り、書くことについてあまり心配する必要はない。自分のボスであることは幸運だ! 最近、ある若いシンガーと話をしていたら、“何を書きたいのか自分で決められますか? 何をやりたいか、何をレコーディングしたいかを自分で決められますか?”と聞かれたので、“できるよ。君はできないの?”と聞くと、すると彼らは“いや、最近はそうでもないんだ”と言っていた。今はレコード会社などの人々が“これはできない、あれもできない”と言うそうだよ。

だから、その点でも僕はとてもラッキーだ。自分のやりたいこと、やりたいタイミングを自分で決められるし、それが曲作りに役立っている」