ブラック・サバス(Black Sabbath)と
スリップノット(Slipknot)の両方の血統を持つメタルな赤ちゃんの名前をめぐって両親が大げんかをしたという。
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の娘ケリー・オズボーンは、スリップノットの
シド・ウィルソン(Sid Wilson)との間に生まれた男の子の名前について、シドと大げんかしたことを、『The Osbournes Podcast』の最近のエピソードで明かしています。
生後15ヶ月の男の子の名前はシドニー・ジョージ・ウィルソン4世(Sidney George Wilson IV)。父親であるシドの本名はシドニー・ジョージ・ウィルソンで、彼にちなんで名付けられました。ちなみにシドの父親の名前もシドニー・ジョージ・ウィルソンだという。
ケリーは、自分の息子が本当に4人目のシドニー・ジョージ・ウィルソンなのかどうか疑問があり、またオズボーンという姓を持たないことにも不満があるようです。
番組でケリーは両親のオジー・オズボーンとシャロン・オズボーンに こう話しています。
「私と、赤ちゃんの父親が今まで、そしておそらくこれからも一番大きな喧嘩をしたのは、息子の名前をめぐることだったのよ。
私は息子に2人の姓をつけたかったのに、彼はそうさせてくれなかった。それで大げんかになったの。私はしたくないことをさせられたと思っている。そのことで彼を許すことは決してできない。でも、前に進むことはできる」
ケリーの言う“前に進む”というのは、赤ちゃんの姓をオズボーンとウィルソンの両方の名前を使ったハイフン姓に変えることを意味しているようです。ケリーは続けます。
「今のところ、私の息子は2連の名字を持っていない。でも、目を見開かせるような会話をたくさんし、カップルセラピーを受けた結果、彼は光を見たわ。私たちは息子の名前を私たち両方の姓を持つように法的に変更するつもりよ。
私たちふたりで子どもを作ったのだから、ふたりの姓を持つべきなのよ。どっちが重要とかじゃない。でも、シドは本当に伝統的なイギリス人家庭の出身だということを忘れてはいけないわ」
父親の姓を名乗るという伝統について、シャロンは「時代遅れの考え方ね」と同調しています。
ケリーはさらに、自分の息子が本当に4人目のシドニー・ジョージ・ウィルソンなのかどうかについても話しています。
「シドのお父さん、シド、そして私たちの息子(はみんな、シドニー・ジョージ・ウィルソン)。シドは祖父も同じ名前だって言ってたけど、でもそうじゃなかった。祖父の名前はフレッド。フレッドよ! それなのになぜ息子は4世なの? 息子は3世のはずなのに」