ザック・ワイルド(Zakk Wylde)は90年代半ばに
ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のオーディションを受けましたが、加入のチャンスを断りました。なぜ断ったのか?その理由をラジオ番組『Ozzy's Boneyard』の新しいインタビューの中で話しています。
「アクセル(ローズ)から電話がかかってきて、“やあ、ザック、アクセルだ”って感じだった。俺は“やあ、どうしたんだ?”という感じだったんだけど、彼は“俺と一緒にジャムらないかと思ってさ。スラッシュに聞いたんだ。誰とジャムりたいか?とね。君に電話したのは、みんながザックに電話してみないかと話していたからなんだ”とか言っていたので、俺は“ああ、もちろんだよ”と言ったんだ。
知っての通り、俺は彼らが大好きだし、素晴らしいバンドだから、彼らのリハーサル場でジャムったよ。しばらくそこでジャムっていたんだ。それからダフの家に行って何かあると思っていたんだけど、何もなかったんだ。どうしよう、どうしようという感じだった。俺は彼女のためにピザ代と炭酸飲料を稼がなきゃいけないんだよ」
司会者が、そこでは単なるジャムではなく、実際に新しいアイデアを思いついていたのかとザックに尋ねます。※2019年、ザックは米Guitar Worldに、いくつかのセッションが録音されていたと語っていた。
「そうだね。リフとか、そういうの全部かな。リフはいっぱいあったんだけど、何も起こらなかった。
そのときオジー(オズボーン)は“ザック、ただぼんやりと座って待っているわけにはいかない”という感じだった。『Ozzmosis』をやった後だったから、彼は“ツアーの準備をしている”と言っていた。とにかく、つまりは、オジーがいなかったら、俺はガンズ・アンド・ローゼズと話をすることもなかったんだ、わかるだろ?
俺はオズに借りがあった。ガンズのことは動かないし、何も起きなかったから、俺は“ガールフレンドのバーバランのためにピザ代と炭酸飲料代を稼がなきゃ”と思ったんだよ」
ザックはその後、オジーと一緒にツアーに出て、ガールフレンドのピザ代と炭酸飲料代を支えるための定期的な収入源を得ました。