ミック・マーズ(Mick Mars)は、訴訟にまで発展した
モトリー・クルー(Mötley Crüe)のバンドメンバーとの関係について、米Guitar World誌の新しいインタビューの中で、現在の状況を語っています。具体的なことには口を閉ざしたままですが、将来のリユニオンのみならず、和解はあり得ないとほのめかしています。
かつてのバンド仲間と一緒に座って話し合うことは可能かと尋ねられたマーズは、きっぱりとこう答えました。「もう過去のことだ......ありえない」。
訴訟の詳細を聞かれたマーズはこう話しています。
「かん口令はないけど、何を言っても不利になるし、使われる可能性がある。今起こっていることに関係する可能性があるので、自分の発言にはかなり慎重にならざるを得ないんだ」
ミック・マーズとモトリー・クルーの騒動は、2022年にマーズがツアーからの引退を発表したときから始まりました。モトリー・クルーと彼らの代理人はツアーから引退することは「バンドを辞めること」と同じだと主張していますが、マーズはこの点について、同誌のインタビューの中で、こう話しています。
「2つの異なる言葉、2つの異なる意味がある。俺はツアーから引退しただけだ。俺はモトリー・クルーのあらゆるものに積極的に関与していた。彼らがいなかったら、俺は今ここにいない。良いことも、悪いことも、醜いことでも、何であれ、これまでやってきたことに後悔はない。ただ、体がもう限界だったんだ」
「俺は72歳で、このくだらない病気(炎症性疾患である強直性脊椎炎)を患っている。世界中を旅して、2週間の休みを挟んで何カ月もそれを続けるのは、ちょっとしんどくなってきたんだ。そう、それだけだなんだよ」