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日本の音楽教科書にも掲載された「グリーングリーン」 原曲を歌ったニュー・クリスティ・ミンストレルズの創設者が死去

2024/02/18 22:09掲載(Last Update:2024/02/18 22:23)
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The New Christy Minstrels - Michael Webb/Keystone/Hulton Archive/Getty Images
The New Christy Minstrels - Michael Webb/Keystone/Hulton Archive/Getty Images
日本の音楽の教科書にも掲載され、子供たちに広く愛された「グリーングリーン」。この曲は、米フォークグループのニュー・クリスティ・ミンストレルズ(The New Christy Minstrels)が1963年に発表した楽曲「Green, Green」が原曲です。同グループを結成したランディ・スパークスが死去。ニューヨーク・タイムズ紙によると、晩年はサンディエゴの介護施設に入っていたそうで、2月11日に亡くなりました。90歳でした。

ランディ・スパークスは1933年7月29日 カンザス州リーヴェンワース生まれ。ソロ・ミュージシャンとして活動を始め、50年代後半に2枚のアルバムをリリースした。1961年頃に、彼は男女混声の14人の歌い手によるフォーク・アンサンブル・グループ、ニュー・クリスティ・ミンストレルズを結成。その後、10人組となり、1962年にデビュー・アルバム『New Christy Minstrels Presenting The New Christy Minstrels』をリリースした。このアルバムはグラミー賞のベスト・パフォーマンス・バイ・コーラス賞を受賞した。

グループは20枚以上のアルバムをレコーディングし、「Green, Green」、「Saturday Night」、「Today」、「Denver」、「This Land Is Your Land」など多くのヒット曲を生み出した。