ショーン・レノン(Sean Ono Lennon)はインストゥルメンタル曲の組曲『Asterisms』をジョン・ゾーンのレーベル、Tzadikからリリース。YouTubeほかで聴けます。
この5曲からなる組曲はもともと、ショーンが、ニューヨークにあるジョン・ゾーンのライヴハウス、ザ・ストーンでの定期公演のために作曲しました。しかし、当時は新型コロナウイルスが猛威を振るっていたため、このイベントは何度も延期され、ようやく2022年10月にステージに立ちました。しかし、ショーンが新型コロナウイルスに感染してしまっため、最終公演をキャンセルしなければなりませんでした。
定期公演でステージに共に上がったのは
ドラマーのChes Smith (John Zorn),
ベーシスト/ギタリストのDevin Hoff (Julia Holter, Sharon Van Etten, Cibo Matto)
キーボーディストの本田ゆか(Cibo Matto)とJoao Nogueira (Claypool Lennon Delirium)
ギタリストのJulian Lage
トランペッターのマイケル・レオンハート (Steely Dan)
でした。
ショーンは最終的に、ニューヨーク北部のスタジオで『Asterisms』をレコーディングしました。基本的には公演でステージに共に上がったミュージシャンを起用しましたが、ギタリストのJulian Lageは家庭の事情で降板せざるを得なくなり、ショーンがギターを弾いています。またパーカッショニストのMauro Refosco (Atoms for Peace)が新たに参加しています