ABBAがユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝してから50周年を迎えることを記念して制作された新しいドキュメンタリー映画『ABBA: Against The Odds』が完成。英BBCで5月に放送されます。
このドキュメンタリーは、数々の賞を受賞しているドキュメンタリー制作会社Rogan Productions (『Freddie Mercury: The Final Act』ほか)が制作し、ジェームズ・ローガンが監督を務めます。
この作品では、アルバム『Arrival』(1976年)や『Super Trooper』(1980年)を含む、ABBAの音楽的偉業の最高の時期の物語が語られます。SVT(スウェーデンの公共テレビ)のアーカイブも使用しており、その中にはバンドが名声を得るまでの過程や、彼らが国内で直面したネガティブな状況を捉えた貴重な映像も含まれます。
この映画には、BBC、ARD/WDR、France Televisions、SVT、DRなどヨーロッパの放送局が出資しています。
監督のジェームズ・ローガンはこう話しています。
「監督として、激動の70年代を駆け抜けた彼らの素晴らしいアーカイブを通してABBAの物語に飛び込むことができたことは、驚きに満ちた経験でした。ABBAのドキュメンタリーを手がける喜びは計り知れません。彼らのビタースウィートな曲は、レコーディングされた当時と同じように、混迷する現代にも響いています。この映画は、スウェーデンのグループとして世界的な舞台で成功と尊敬を得るために彼らが直面した挑戦の規模、そして4人の才能の唯一無二な組み合わせが、いかにしてこの10年間を定義し、ポップミュージックを永遠に変える音楽を生み出したかを捉えるでしょう」